パスポートの所持人記入欄5項目の書き方・メリット/デメリット
更新日:2020年08月28日
パスポートの所持人記入欄を書いている人は意外にも少ないです。所持人記入欄を書いておくことによって生まれるメリットもあるため、外国へ多く行く人は一考の余地があります。ここではパスポートの所持人記入欄の概要について紹介します。

パスポートにある記入欄とは
パスポートは、日本国外に出国するためには必須のアイテムであり、海外旅行には必須のアイテムであるといえます。パスポートには、所持人記入欄と呼ばれる自分で記入する項目欄がありますが、実際にはどのように記入したらよいかわからず、戸惑ってしまうケースもあります。
ここでは、パスポートの所持人記入欄の概要についていくつか紹介します。
ここでは、パスポートの所持人記入欄の概要についていくつか紹介します。
所持人記入欄は書くべき?
パスポートの所持人記入欄を記載しておくと、いくつかのメリットがあることが知られています。したがって所持人記入欄は可能であれば記入しておくのが望ましいといえるでしょう。
特に忘れ物をしやすい性格の場合や、おっちょこちょいな性格の場合には、所持人記入欄を記載しておくことで、もしもの事故の場合に役に立つことがあるので、書いておいて損することはないでしょう。
特に忘れ物をしやすい性格の場合や、おっちょこちょいな性格の場合には、所持人記入欄を記載しておくことで、もしもの事故の場合に役に立つことがあるので、書いておいて損することはないでしょう。
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日本語でもいい?
パスポートの所持人記入欄は基本的には、アルファベットでも日本語でも問題ないといわれています。いずれの場合においても、文字がしっかりと認識できるように、丁寧に書くことが求められます。なぜなら、パスポートの所持人記載欄は修正ペンや修正テープで修正することができません。
修正テープなどを使用していると、入国審査の時に、あらぬ疑いをかけられることにもつながるので注意しましょう。
修正テープなどを使用していると、入国審査の時に、あらぬ疑いをかけられることにもつながるので注意しましょう。
パスポートの所持人記入欄の5つの項目の書き方
パスポートの所持人記載欄には大きく分けて5つの項目があります。自分の住んでいるところによっても書き方が変わってくるため、注意が必要になります。
ここでは、パスポートの所持人記入欄の各項目の書き方についていくつか紹介します。
ここでは、パスポートの所持人記入欄の各項目の書き方についていくつか紹介します。
項目1:氏名
氏名の書き方は日本語でもアルファベット表記のいずれでも問題ないといわれています。個人の名前が識別できるように丁寧に記述することが求められます。名前を万が一間違えてしまった場合には、二重線を引き、該当箇所の空欄に正しい表記を書き直す必要があります。
項目2:住所
住所の記載については、現在住んでいる住所の番地までの丁寧に記入するようにしましょう。日本語で記述する場合には、都道府県から番地までの範囲を記載する必要があります。
また所持人記入欄の持ち主が外国に住んでいる場合には、外国の現住所を記載する必要があります。その場合は日本語表記ではなく、アルファベット表記で記載する必要があるので注意しましょう。
また所持人記入欄の持ち主が外国に住んでいる場合には、外国の現住所を記載する必要があります。その場合は日本語表記ではなく、アルファベット表記で記載する必要があるので注意しましょう。
項目3:電話
電話番号に関しては、固定電話でも携帯電話でもどちらでも問題ないといわれています。またこれらの電話番号を併記することもできるため、どちらも持っている場合には、併記しておくことが望ましいでしょう。
また国際電話を行う場合には国番号を入力することが求められますが、パスポートの所持人記載欄の場合には、国番号は必要ないです。
また国際電話を行う場合には国番号を入力することが求められますが、パスポートの所持人記載欄の場合には、国番号は必要ないです。
項目4:外国での住所・居住先
こちらは実際に外国に居住している場合に記載することが求められる項目です。こちらの場合についても住所と同じく、アルファベット表記による記載になるので注意が必要です。
当然外国への居住をしない場合には、この項目の記載は不要になります。
当然外国への居住をしない場合には、この項目の記載は不要になります。
項目5:緊急連絡先
パスポートの所持人記入欄を記入する大きなメリットとして、外国で事故が発生した場合に家族や友人に連絡が伝わりやすいという点が挙げられます。所持人記入欄の緊急先には親や兄弟などの家族の連絡先を記入するのが一般的です。
また単身赴任の場合には、家族ではなく妻や夫などの配偶者の住所を記入しておくのも良いでしょう。
また単身赴任の場合には、家族ではなく妻や夫などの配偶者の住所を記入しておくのも良いでしょう。
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所持人記入欄を入力しておくと紛失したときや事故に巻き込まれた時に役にたちます。しかしそれ以前にパスポートを紛失しないように心がけるのが良いでしょう。
例えば上記のようなパスポートケースにお金や必要品を集約しておくことで紛失を防ぐことができます。チェーンや首かけもついているので、道端で落としてしまったり盗まれるリスクを減らすことができるのでです。
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記入欄に記入するメリット/デメリット
パスポートの所持人記入欄に情報を記入するメリットやデメリットがいくつか存在します。所持人記入欄の項目には重要な個人情報も多いため、メリットとデメリットを考慮しておくことが求められます。
ここでは、所持人記入欄の個人情報を記入した場合のメリットデメリットについてそれぞれ紹介します。
ここでは、所持人記入欄の個人情報を記入した場合のメリットデメリットについてそれぞれ紹介します。
メリット1:緊急連絡ができる
外国で事件や事故に巻き込まれた場合に、パスポートの所持人記入欄に情報が入っていると、緊急連絡先に情報が伝わりやすいという点がメリットの一つとして挙げられます。
昨今ではテロやデモなど外国を旅する場合には危険が潜んでいるので、あまり治安のよくない地域に行く場合には所持人記入欄の記載はです。
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メリット2:身分証明書になる
パスポートの所持人記入欄と現住所が一致している場合には、パスポートは運転免許証と同じように身分証明書としても使うことができます。
そのため、運転免許証を持っていない人で、個人の証明書類に困っている場合には、パスポートを利用することも選択肢の一つとして候補に挙がります。
そのため、運転免許証を持っていない人で、個人の証明書類に困っている場合には、パスポートを利用することも選択肢の一つとして候補に挙がります。
デメリット1:悪用される恐れがある
パスポートは個人情報の塊です。そのため、所持人記入欄に入力された情報をコピーされたりすると、悪用されてしまう恐れがあるため、パスポートの管理には細心の注意が求められることを留意しておきましょう。
デメリット2:記入が面倒
所持人記入欄の記載は手書きであるため、すべての情報を記入するのには意外と手間がかかってしまいます。特に最近ではデジタルでの文字入力が多いので、手書きの機会が少なく面倒に感じてしまうことが多いです。
また手書きで間違えて入力してしまった場合には、修正テープが使うことができないので、二重線での修正になるため、なおさら手間がかかってしまうこともデメリットの一つだといえるでしょう。
また手書きで間違えて入力してしまった場合には、修正テープが使うことができないので、二重線での修正になるため、なおさら手間がかかってしまうこともデメリットの一つだといえるでしょう。
パスポートの所持人記入欄を正しく記入しよう!
パスポートの所持人記入欄を記載しておくと万が一の場合に役に立ちます。そのため、所持人記入欄はもれなく、かつ正確に記入することが求められます。
また修正が多い所持人記入欄の場合には、盗難品などの疑いがかけられ、出入国の手続きで時間がかかったり、最悪止められてしまうことがあるので、所持人記入欄はミスなく記入するようにしましょう。
また修正が多い所持人記入欄の場合には、盗難品などの疑いがかけられ、出入国の手続きで時間がかかったり、最悪止められてしまうことがあるので、所持人記入欄はミスなく記入するようにしましょう。
パスポートの発行手続きも覚えておこう
パスポートは5年もしくは10年で更新になるといわれているので、パスポートの発行手続きに関しては、常に押さえておく必要があります。また紛失した場合についても再発行の手続きが必要になるので、注意が必要です。外国で紛失した場合には大使館などと連絡する必要もある点も留意しておきましょう。
特に外国でのパスポートの紛失は重大なトラブルになるので、万が一無くした時のために、対応のチャートは常に所持しておくようにしましょう。
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初回公開日:2018年10月22日
記載されている内容は2018年10月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。