ぺろっと舌を出すときの心理8つ・舌の出し方による違い4つ
初回公開日:2018年08月18日
更新日:2020年12月22日
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大人が舌を出すとき
舌を出す仕草は大人にとって、ポーズとして行う以外にも感情表現として用いられる行動のひとつです。日本においては下品な仕草として不快感を与えてしまいがちですが、海外では感情表現のひとつとして用いる人が多くいます。
舌を出す仕草は子どもに多い動作で、大人になると自然と行わなくなる傾向にあります。しかし成長しても舌を出す仕草をし続ける人も存在します。
子供はよく舌を出す
舌を出す仕草は、子どもが感情表現をする際に用いられる動作のひとつです。子どもは大人に比べて感情を言葉にするという技術が未熟です。そういった点においてに、自分の気持ちを周囲に伝えるための術として、舌を出すなどの動作で表現しています。
そういった点から子どもが舌を出す仕草をするのは、拒絶を表現するときに用いられることの多い動作です。日本においては「あっかんべー」といった動作がこれにあてはまります。
ぺろっと舌を出すときの心理8つ
舌を出す心理というのは、人によって相手に伝えたい感情や与えたい印象が異なります。また、ケースによっては無意識下の状態で行われることのある動作です。この項では、舌を出す時に考えられる代表的な心理を8つにまとめて紹介していきます。
心理1:間違えたとき
人は間違いを犯した時に、周囲への多大な迷惑をかけたことに対して誤魔化すために舌を出すこともあります。こういった理由で舌を出す人は、日頃からなにかしら失敗することが多いという点も特徴のひとつです。
しかし間違えたときに舌を出すというのは、あまり得策とは言えません。許してもらいたい、誤魔化したいという心理が働いていても、周囲からすればよくない印象を与えることになるので、癖になっているなら直しましょう。
心理2:失敗したとき
人間は失敗したとき、極度の緊張に陥ることで現状から逃避したいという心理が働くことで舌を出すことがあります。舌を出す仕草と言うのは、一見すると可愛い動作に見えますが、やっている本人にとっては現実逃避の心理によってかなり追い詰められている状況を表しています。
しかしこれ以外にも、可愛いポーズということを理解したうえで失敗を許してもらいたくてこういった動作を行うケースもあります。
心理3:恥ずかしいとき
舌を出す仕草は、そのおどけた見た目を利用して照れ隠しとして使用されることもあります。このケースの具体例として挙げられるのが、かの有名なアインシュタイン博士の写真です。
この写真は舌を大きく出しているのが印象的ですが、元々はカメラマンに笑顔を求められていました。しかし写真が嫌いだったアインシュタインは、その恥ずかしさをごまかすためにこの仕草をとったと言われています。
心理4:かわいく見せたいとき
舌を出す動作というのは、感情表現だけでなくポーズのひとつとして行われることが多くあります。特に女性において、舌を出す仕草というのは相手にとって可愛い印象を与えられることができるメリットがあります。
そういった点を活かして、写真撮影などのポーズによく用いられます。こういった場合、相手に自分を可愛いと見せたいという心理が強く働いている状態です。
心理5:甘えたいとき
舌と言うのは口のなかにある部分であることから、舌を出すという動作は信頼する相手に見せることで甘えたい時に用いられる表現でもあります。普段見せることのない部分をさらけ出すことで、特別な感情を抱いていることを無意識に伝えています。
このケースは、「相手を信頼している」関係でなければできません。もし意中の人がこの動作をしていたら、特別な関係を築けていると考えても良いでしょう。
心理6:媚びたいとき
舌を出す行為というのは、男性や女性にとっても可愛らしく見える動作であることから、他者へ媚びるために用いることもあります。身体の内側にある舌を見せるというのは、相手と特別な関係を築くことができなければ行えない動作と言えます。
そういった心理的思考を活かすことで、舌を出す人は相手に媚びることで優位な立場になろうと考えています。必ずしも好意を持って接しているわけではない点を、しっかり理解しておきましょう。
心理7:緊張しているとき
人は緊張状態になると唇が乾燥しやすい性質があることから、潤いを与えるために舌を出す動作をすることがあります。人間にとって緊張状態は、多大なストレスがかかっている状況でもあります。そのため、心身に異常が出やすく、唇が乾いてしまうのもそのひとつです。
舌を出して潤いを与えるというのは、緊張状態によるストレスを和らげようとしている心理が働いています。そうすることで冷静さを取り戻そうとしている状態です。
心理8:無意識
舌を仕草というのは、無意識下でも行われることの多い動作です。先にも触れたとおり、緊張しているたりなどが原因でパニック状態にあるとき、人は精神を落ち着かせようとした脚気、無意識に舌を出してしまうことがあります。
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動作の要となる舌は味覚と密接な関係にある機関です。味覚は舌以外にも目や鼻といったあらゆる機関によって判断され、最終的には脳へと伝わっていきます。そのため、動作と最もかかわりのある舌の仕組みを解説しているこの書籍を通して理解を深めることで、より舌を出す心理を解明することができます。
舌の出し方による違い4つ
舌を出す動作でも、その出し方にもさまざまな種類や場面があります。そのため、出し方によってその人に働いている心理状態を知ることができるので、その特徴を理解して上手に付き合っていきましょう。
では、舌の出し方とその違いについて4つの場面を取り上げて詳しく解説しています。
1:集中しているとき
人は物事に集中しすぎると、他のことがおろそかになることで無意識に舌を出してしまうことがあります。これはスポーツ選手などにも見られる動作ですが、意識的に行うことで身体の緊張状態を解そうとしてケースもあります。
また、反対に舌を噛んでしまう動作もありますが、これは完全に緊張している状態にある証拠です。
2:嫌だという意思表示のとき
舌を出す仕草は、嫌だという拒絶の意思を見せつける動作でもあります。これは大人や子ども関係なく行われる表現のひとつで、大きく舌を出すことが土口調です。特に子どもは、苦手な食べ物を食べるときなど、大きく舌を出して拒絶の意思を見せます。
3:おなかがいっぱいのとき
おなかがいっぱいの時に舌を出すのは、赤ちゃんなど幼い子どもに多く見られるサインです。特に赤子は言葉を話すことができないので、動作によって自分の意思表示を行います。そういったことから、食事の際に舌をだすことで相手に満腹を知らせようとしています。
4:唇をなめるのは嘘をつくとき
唇をなめることで潤いを与える仕草は、自身の本音を隠そうとしているときに見受けられる動作です。舌を出す心理状態でも触れましたが、唇は緊張など精神的な負担を強いられている時に、乾燥しやすい特徴を持っています。
そのため、唇をなめて潤いを与えることで自分を落ち着かせようとしている状態です。これは心理学においても、嘘をつく人が行う特徴的な動作のひとつとして挙げられます。
舌を出す心理を知って人間関係を円滑にしよう
舌を出すという仕草は、その人自身がどんな心理状態あるか知ることができる要素です。特にどんな風に舌を出しているのか見極めることができれば、より相手のことを知ることができるでしょう。
しかしその心理は、必ずしも有効的なものではありませんので注意が必要です。そういった点においても、舌を出す動作がどのようなものかしっかり理解して、コミュニケーションを円滑にしていきましょう。
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