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神通力の意味・神通力の種類6つと特徴・天狗の能力
更新日:2020年08月28日

神通力と書いて「じんずうりき」と読みます。昔からい伝えられている神通力とは、その意味や神通力の種類6つと特徴などを踏まえた特集です。また、神通力と言えば天狗が有名ですが、天狗に備わった能力なども踏まえて、神通力に関する内容でお送りします。

神通力の意味・神通力の種類6つと特徴・天狗の能力

神通力とは

人の世の中には、時折、科学では判明しきれない現象が起こることがあります。あるいは三次元とは別な空間からやってきた人物、不思議なパワーを宿した人物など、そのような噂もちらほら聞くことがあります。特に霊的なパワーがあって、通常の人間では図りしれない力のことを「神通力」と呼びます。

今回は神通力の秘密について迫っていく特集です。

「神にも通じる力」と書く不思議なパワーとは、実際には存在するのでしょうか。
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神通力の意味

神通力とは、一般的には成し遂げられそうにないことを、神業のように成し遂げることのできる特殊能力を意味します。これは仏教の世界において「通に防げるものがない」「神には測り難い」といったところから、不思議な力を備わっている場合、神通力もしくは「神通」「通力」などと称しています。

簡単に言ってしまえば、霊能力や超能力の類を神通力だと捉えてよいでしょう。神通力を目標にして修行する僧侶が存在してきました。

神通力の読み方

神通力と書いて「じんずうりき」というのが読み方です。仏教には神通力を得る過程として3つの方法が存在します。1つめは「生得(しょうとく)」と言います。天性的な才能や能力です。2つめは「修得」です。禅定(ぜんじょう)を修めて得る過程のことで、いわば修業を積むことを意味します。

3つめは「薬・呪文の力によるもの」です。薬や呪文の力で神通力を得た場合、「仙人」「婆羅門(ばらもん)」という名で呼ばれます。

神通力の種類・能力の特徴

それでは、これよりさらなる神通力の内容を深く掘り下げていきましょう。具体的に神通力にはどのような能力があるのか、またどのような種類が存在するのかについてご紹介します。概ねが仏教の世界の中で謳われている内容に準じています。

主に、神通力に関したお経によく登場している「六通(ろくずう)」と呼ばれる六種類の神通力が中心となっています。六通は、他にも「六神通(ろくじんずう)」とも呼ばれています。

種類1:神足通

一つめは「神足通(じんそくつう)」という呼び名の力です。禅定を修習しているうちに得られる不思議な通力の一つとされています。目の前にある巨大な壁をも越えて、先に進める能力です。壁をすり抜けたり空高くジャンプし飛び越える能力とされています。イメージするとなれば、スピードを上げて加速したり、空中浮遊で空を駆けるといった感じです。

特徴:思いのままに姿や場所を変えること

神足通とは、思いのままに行きたい場所へと行けることや、姿を自由自在に変えることです。環境すら変えることのできる神通力を指します。望む所に自由に行けるということは瞬間移動(テレポテーション)に似た能力です。姿を思ったように変えるのは変化(へんげ)に似たことですから非現実的な能力です。

しかし現実的には、困難に遭遇した人間が壁を越えて、チャンスを掴んで大成するケースなどは、神足通にも言い換えられます。

種類2:天耳通

「天耳通(てんにつう)」とは、「耳」という漢字を「に」と読むように馴染みがあまりありません。これは表外読みで一般的な常用読みとは異なっています。世界中の果てにいたとしても、超人のような耳を使ってものごとが認識できる特殊能力です。聞きたいことだけではなく、聞きたくもないことさえ耳にしてしまいそうな感じがします。

特徴:通常では聞けない音を察知する

天耳通は、あらゆることを聞き分ける能力のことを指します。通常の世界観では聞こえてこない音を聞くことを可能にするような神通力のことです。「智」を積み重ねた者だけが、感覚的に察することができるようになった能力であると考えられています。

これも実社会に置き換えれば、前兆を察知することを多くの人々が備えています。「なんとなく」という言葉に代表されるように、物事の分別を理屈じゃない部分で感じています。

種類3:宿命通

「宿命通(しゅくめいつう)」と呼ばれる能力です。「宿命」は「さだめ」とも読めますが当て字なので、通常は「しゅくめい」と読みます。これは前世(の生存状態)を知る能力です。他人の過去を遡って見直せる能力です。輪廻転生で何度も繰り返し生まれ変わってきた、その周期やサイクルを見通す力です。

特徴:前世を占える能力

宿命通は、前世にて自分がどう生きてきたのかを知る能力です。前世占いなどで「霊視」ができるという方がおられますが、まさにそれに近いものと言えます。今の現行の状態から推測される前世のことを、自然と視る能力が備わっていると考えられます。

年間を通じた行事で、人々がお墓参りなどをしたりお盆を迎えるということを行ってきていることから、前世というものを信じ、そことの繋がりを感じている証拠だと言えそうです。

種類4:他心通

「他心通(たしんつう)」と読みます。これは「他の心」と名称にあるとおりで、他者の心の中の動きを読み取って知ることが可能な能力のことを指します。目の前の人物の心を見切るというのは、相手の挙動などで察知することができます。

特徴:相手の心の中を読み取る力

人は不思議なことに、他人の考えをある程度まで感じ取ることができます。しかし他人の心を知るのも限度があり見当違いの場合もあります。他心通は、この普通の人の能力をさらに延長させている能力です。心を研ぎ澄まし、相手の中身を読み取る能力が極めて高い状態を指します。

誰でも心を読み取る能力がありますが、完全に見切れる境地に至っている人は容易く存在しません。しかし修行によって近づけることは可能だということです。

種類5:漏尽通

「漏尽通(ろじんつう)」とは、迷いのある世界にはない、世の中の道理についてはっきりと理解できる能力とされています。煩悩が一切消えて悟りを開いたときに開花する能力だと言われています。この世に対しての迷いや悩みがなくなった状態で、輪廻転生からの解脱を可能としています。

特徴:無欲で雑念のない境地

物欲や邪念への煩悩をなくして、悟りを得た際に開眼する能力のことを指します。この神通力は、誰でもが扱えるような力ではなく、修業を積んだ後の悟りを開いた者だけで、かつ煩悩を全て無くした者だけが扱える特殊能力です。

悟りを開くことで全ての道理を認識できた状態で、人間の限界は、この能力を高めたことによって決まるそうです。より神に近い立場へと昇華できるという、極めて体得が困難な能力だと言われています。

種類6:天眼通

「天眼通(てんげんつう)」とは、いわゆる千里眼のような力です。普通の人では遠くの未来を見ることはできせん。しかし仏教の世界では、特殊な技術を得た者には未来を読み取ることができるそうです。

科学的な見解で、未来予想は1年から10年先くらいなら見通しをつけることが可能になりました。しかし仏様や菩薩様は、遥か遠い先の未来まで見通すことができると言われています。

特徴:未来を見通す目

さまざまな未来を見通す能力です。例えば10年後の近未来には日本がどう変わっているのかから、自分の身近で何が起こっているのかが手に取るように見える神通力です。普通の人では知ることが不可能な不思議な能力です。

この能力は、あくまで先を見るだけに留まっています。つまり未来を変えることはできません。また、どれぐらい先のことまで見通せるのかは個人差があります。

神通力は仏教修行で身につく?

神通力は通常では考えられない「神に通ずる力」とされています。仏様や菩薩様などの超人的な立場の存在に備わっている力です。超能力と混同されがちですが厳密には異なっています。実は、神通力こそ人間の潜在能力を限界まで引き出した際に備わる能力です。

人間の潜在能力は眠ったままで、普段フルに活かすことはできない力です。仏教修行の境地に至れば可能だとされていますが、必ずしも仏教云々ということではありません。
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神通力に似た能力とまではいかなくとも

世の中には、さまざまなことでの悩みや相談事が多いことは事実です。それらがすべて神通力で片付いてしまえが話は早いのですが、所詮この世の多くを構成しているのは、神通力とは無縁な一般の人々です。目の前に起こった問題に翻弄されて、本当なら解決できることでさえ、余計にこじらせてしまっているケースも多々あります。

その中で悩みを一人抱えるよりは、誰かに相談することで、スッキリと回復するケースだってあり得ます。
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天狗は神通力を身につけているの?

神通力の話が出た際に必ず登場するのは「天狗」です。日本古来から民間伝承されている超人的存在です。実際の目撃例などはまったく聞かされていないにもかかわらず、とても日本の風土に根付いています。天狗は神通力を備えていて、中でも特に強い神通力を得ているのは「大天狗」と「烏天狗」だとされています。

大天狗は修行僧の格好をしています。僧侶や修験者が死後に天狗になることを目的に神通力の修業をしたとされています。

烏天狗の能力とは?

一方、烏天狗とは、大天狗と同じように山伏や修行僧のような装束で、烏の嘴を持った顔をしています。自在に飛翔することが可能だとされています。別名では「小天狗」「青天狗」とも呼ばれます。烏天狗の特徴は、剣術や武術にも優れていることです。よって破戒僧などが死後に天狗になったと考えられています。

史実上の伝説では、源義経が幼少期の牛若丸と名乗っていた時代、剣術を教わった師匠は烏天狗だったされています。

神通力とは誰もが潜在的にもっている

上記、6つの神通力の中でも、漏尽通は修行の境地によって切り開かれ、簡単には至らない能力だとされています。しかしそれ以外の5つの神通力は、「二乗の輩」でも備わっている能力だと言われています。

二乗の輩とは、修行半ばや真理などに無縁で無知な者という意味です。普通の人でも使える能力だそうです。要は、霊感が強い気質な人や自分の潜在能力に気づいた人には、似たような能力をコントロールできるとされています。
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生き仏になるための修行や精神力について

生き仏とは、修業を積んだ高徳な僧侶、もしくはそれに該当する立場の人物のことを指します。生きたまま、仏様としてあがめられているような高貴な人であり、特に修行僧のほとんどは、その生き仏を目指して日々修業をしているとされています。

生き仏になることを目指して修行を積んでいくのですから、その精神性はかなり高いと言えます。神通力については個人差もあるので、ハッキリとした線引きは難しいと言えます。
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初回公開日:2018年10月22日

記載されている内容は2018年10月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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