良かったですは敬語ではない・代わりに使える言葉7選

初回公開日:2018年10月10日

更新日:2020年02月28日

記載されている内容は2018年10月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

日本語の「良かったです」はよく耳にする言葉です。しかし、ビジネスに使用して問題ないか、もしかして恥をかいているのではと不安になったらこの記事を一読してください。代用できる言い回しの例も挙げてわかりやすく説明していきます。

良かったですは敬語ではない・代わりに使える言葉7選

良かったですの使い方

良かったです、という言い回しは口語、つまり話し言葉で使用されるべき言葉です。とくにビジネスでは、人によっては耳障りにもなる言い回しです。

話し言葉はもちろんのこと、筆記でも、ほかの言い方を用いて手紙やメールを書くことが望まれます。「良かったです」は友達や兄弟などの家族間で使う会話の言葉と認識しましょう。

目上の人に敬語として使っていいのか

敬語でも丁寧語でしかも文法的には本来正しくないために、「良かったです」は、ビジネスでは手紙やメールで本来使用を避けるべき言い回しです。とくに上司や顧客など目上の人に対しては代わりになる言葉を使用しましょう。

会社の上司や顧客には、美しい日本語を使いたいなら、話し言葉でも避けたい表現です。「良かったです」の類語は多くあります。そのなかでもビジネスで使いやすい敬語の表現を挙げていきます。

良かったですは丁寧語

日本語の文法で、「良かった」の過去形の助動詞である「た」のあとに、丁寧語の助動詞「です」がつくので「良かったです」は丁寧語になります。

相手を立てる尊敬語、自分がへりくだって言う謙譲語、そして「です、ます、ございます」などの丁寧にした言葉の丁寧語、この3つは敬語に含まれます。

ビジネスでは敬語の中でも主に尊敬語が利用され、ほかにも「恐縮ですが」といった相手を気遣う言葉がやりとりの潤滑油となります。

良かったですの代わりに使える言葉7選

「良かったです」の代用の言葉をビジネスでは利用したいので、代わりに使える7つの言い方をご案内します。 

嬉しく思います
安心しました
ありがとうございます
お役に立てて光栄です
喜ばしい限りです
何よりです
嬉しいお言葉ありがとうございます

次に挙げる使い方の例を参考にして、日々の生活に取り入れてみてください。また、尊敬語や謙譲語は、使い慣れないと2重使いをする可能性があるので気をつけましょう。

言葉1:嬉しく思います

感情的に一番近い言い回しとして、「嬉しく思います」が挙げられますが、これもまた形容詞に丁寧語の、「ます」が付いたもので話し言葉です。

「思います」は丁寧語で、尊敬語は「思われます」になりますが、それよりも謙譲語の「存じます」や、「所存です」にすると自然な言い回しになります。「嬉しく存じます」は、ビジネスでのメールや手紙のやり取りには頻繁に利用される言葉です。

言葉2:安心しました

類似語で「安心しました」があります。取引がまとまった時など、「良かったです」よりも不安が一斉されてホッとした状況を伝える際につかえます。

ビジネスのメールや手紙では、謙譲語の「致しました」に変更して「安心致しました」と明記することもできますので、覚えておきましょう。

言葉3:ありがとうございます

「良かったです」の意味もまた、感謝の意を含む使い方では、丁寧語の「ございます」を使った、「ありがとうございます」が適しています。

例えば顧客に送った書類が届いた報告があり、「ご報告をありがとうございます」とすれば、「良かったです」の気持ちを伝えられます。代用に迷ったときには「ありがとうございます」をまず使えないか、考慮してみることが大切です。

言葉4:お役に立てて光栄です

上司から依頼された緊急の案件を処理してお礼を言われたら、「お役に立てて光栄です」と嬉しい気持ちを表しましょう。自分が相手に対して行ったことに礼を言われた場合に使えます。

もっとへりくだって伝えたい大切な顧客の場合には、「です」を謙譲語にし、「お役に立てて光栄でございます」となります。日本語も他の言語と同様、年配の方には謙譲語を使用することで相手をたてるビジネスでのやり取りが一般的です。

言葉5:喜ばしい限りです

「良かったです」の気持ちを強調したいときには、「喜ばしい限りです」が使えます。文頭に「この上なく」をつけるとさらに強い意味になり、丁寧語の「です」を「ございます」に置き換えて「この上なく喜ばしい限りでございます」にすると、最上の気持ちが伝わります。

言葉6:何よりです

「何より」には、「一番」という意味があります。それに助動詞の「です」をつけると、敬語としての「良かったです」と類似した使い方ができます。「何よりです」はどんなことよりも、最良のといった意味で使う言い方です。

言葉7:嬉しいお言葉ありがとうございます。

感謝の気持ちを伝えたい際に使う言い回しです。そのまま相手の言葉に対してのあなたの嬉しい感情が、直接伝わります。敬語と難しく考えず、言われたことに率直にお礼を述べることができる表現です。

正しい敬語を身に付けよう!おススメ本の紹介

口コミ
仕事や近隣とのつきあい、冠婚葬祭などシーン別に正しい敬語が紹介してあり、親切だと思いました。

ネットで敬語の本を検索すると、結構な数がでてくるため、選択に時間を要します。また、良く売れている本のほとんどが500円台から2000円台です。イラストの多い本もありますが、ここでは長く使える敬語の本、会社のデスクで参照していても恥ずかしくないような本を挙げてみました。

敬語が自然に出てくるようになる、おすすめの本をご紹介します。敬語を使いこなせるようになりたい人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

良かったですの英語表現

英語は日本語と違い、主語がないと文になりません。ですから、「良かったです」は、だれが、何が、といった主語が付きます。単語だけで、「良かったです」と言う場合は、Good, Great などがありますが、ビジネスの場面では文章にして使います。

「良かったです」の英語表現は数多くありますが、一般的に使われている単語を使った例文を以下に紹介します。

表現1:安心しましたの英語表現

頻繁に使われる、動詞のrelieveを使った言い回しです。relieveは苦しみなどを和らげる、ホッとさせる、解放する、救い出すなどの意味があります。類語のreassuredも同様に使えます。

I am relieved.
安心しました。

My colleague is very reassured to hear your bag was found.
同僚は貴方の鞄が見つかったときいてホッとしていました。

表現2:良かったの英語表現

多くの場面で利用できる「良かったです」の英語表現は以下になります。

I am glad/happy to know.
That is really good.
It is great.
That is nice to hear.
That is wonderful news.
That's wonderful.

話し言葉で使われる率が多い表現は次になります。

It's cool.
That's super.
It's awesome.

表現3:嬉しいの英語表現

嬉しさを表す英語表現としては、次の例文が使えます。

I am pleased to meet you. 
あなたにお会いできて光栄です。

It is great to hear from you. 
あなたからの知らせが届いて嬉しく存じます。

以下、話し言葉で使われる例です。

It's awesome to see you again.
再会できてとても嬉しい。

It's superb to get your news.
君の知らせが届いて感激。

良かったですは敬語ではない

敬語はビジネスを円滑にしてくれる言葉です。知らずに使ってしまう「良かったです」は、丁寧語で、話し言葉です。代用として上に記した表現を参考に、ビジネスではスマートに敬語を使いましょう。

敬語は相手を思いやって、やり取りがしやすくなるよう考慮すれば、複雑ではありません。難しく考えず、日常の仕事に使えるよう取り入れてください。

「お疲れ様」も注意が必要

敬語は、ビジネスの潤滑油といわれます。しかし、ご苦労様は上司が部下をねぎらう言葉、一般に目上が目下の者に言う言葉です。お疲れ様は世代を関係なくねぎらう言葉とされていますが、新しい言葉のために、年配の方にはこの言い回しを良く思わない方もいます。

相手を思いやって誠実な感謝の言葉をかけるなら、本日もありがとうございます、の一言で気持ちは伝わります。あなたの心からの気持ちを素直に表現するだけです。

RELATED