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イカの足の数は10本ではない?|イカの生態や特徴4つ
更新日:2020年08月28日

イカの足の本数を聞かれたら10本と答える人が多いのではないでしょうか?実はそれは間違いです。足の本数や頭の位置など、身近なようでイカについて意外と知らないことばかりです。今回はそんなイカの足や生態、特長についてまとめました。

イカの足の数は10本ではない?|イカの生態や特徴4つ

イカの足「ゲソ」の語源

イカの足のことを「ゲソ」と言います。「ゲソ」は漢字では「下足」と書きます。下足とは靴や草履などの履物のことです。「下足」が略されて「ゲソ」と呼ばれるようになりました。

イカの足だけ「ゲソ」と呼ばれるようになった理由には諸説あります。元々はすし屋の隠語だった説や、旅館や料亭などで客の履物を10足ずつ束ねて管理していたため足が10本のイカのみゲソと呼ぶようになった説などがあります。
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イカの足について

イカの足は身近なのに意外と詳しく知られていません。食べたことはあるけど、イカの足について調べたことのない人のほうが多いでしょう。

あまり詳しく知られていないイカの足についてまとめました。

1:足の数は

イカの足は何本あるかと聞かれると「10本」と答える人が多いでしょう。しかし、それは間違いです。実は、イカの足はなんと「8本」です。

見たまま数えていくと10本ありますが、長い足は触腕と言ってイカの腕や手にあたるものです。10本中2本は、足ではなくイカの手なのでイカの足は8本になります。

2:足に生殖器がある

雄のイカの足は、8本の内1本の先端が生殖器になっています。これを交接腕と呼びます。この交接腕をメスに刺して交尾します。交尾のあと交接腕は切り離されますが、しばらくしたらまたはえてきます。

交接腕は食べてはいけない部分になります。お店などで調理してあるものは基本安心ですが、釣ったものをそのまま生で食べるの危険です。下処理をしっかりして寄生虫にも注意して食べるようにしましょう。

3:腕について

イカの触腕は主に獲物を捕らえるときに使われます。イカは隠し持った長い触腕を使って、一瞬にして獲物を捕まえることができます。触腕には吸盤がついています。この吸盤はとげとげしていて一度捕まえた獲物は逃がさないようになっています。

4:触腕が取れてしまうイカ

ヤツデイカやマッコウタコイカなど、成長の途中で触腕が取れてしまうイカもいます。幼少期は触腕含め10本あるのに対し、成長すると触腕がなくなってしまうため足の8本のみになってしまいます。なぜ触腕がなくなってしまうのか解明されていません。

また、産卵や釣られたりすることにより触腕が切れてしまうイカもいます。触腕にもある程度再生能力があるので、生えてくることもあります。触腕を失っても生きているイカもいます。

5:足と腕の違い

イカの足と腕の違いは、長さや吸盤の付き方にあります。触腕2本は長く、吸盤は先端のほうにしか付いていません。足の吸盤は全体的に付いています。吸盤はどちらとも内側に付いていて、しっかり獲物を捕まえることができます。

6:イカとタコの足の違い

イカとタコの足は色や形などいろいろな違いがありますが、一番の特徴は吸盤です。イカとタコの足には吸盤がついています。同じ吸盤と呼ばれるものでも、大きさから吸着の仕方まで全く違ってきます。

イカの吸盤は、筋肉でできた細長いお椀型でその内側に尖った歯のようなギザギザした部分がついています。そのギザギザした部分で獲物を捕まえたりします。タコの吸盤は円筒型で、ビニール吸盤のように筋肉を収縮させてくっつきます。
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イカ釣りをする人に本

イカ・タコ識別図鑑

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イカ18種、タコ11種、日本近海で獲れるほとんどが収録され、全てカラー表示で見分け方に至るまで詳しく書かれてます。
実際にイカを釣ってみたい人はこの本を読んでみてはいかがでしょうか。よく釣れるイカやタコの紹介や、見分け方を教えてくれる本です。釣ったあとの持ち帰り方や料理の仕方まで書いてあります。

釣りに行くひとだけでなく、スーパーなどで売っているイカが何の種類か気になる人にも役にたちます。

イカの特徴や生態

イカは日本でも良く食べられていますが、詳しく知っている人は多くありません。スーパーなどで見ることはあっても生きているイカを見ることはあまりないでしょう。イカについてまだまだ知らないことばかりです。

ここでは、不思議な生き物イカの特徴や生態についてご紹介します。

1:世界の海に分布

イカは世界中のあらゆる海に分布しています。淡水にはすんでおらず、塩分の高い外洋に多くすんでいます。日本近海では140種類ほどのイカが確認されています。

また、水深の深い海底近くにすむイカもいれば、浅い場所にすんでいるイカもいます。世界中の海にたくさんの種類のイカが生息しています。

2:頭と胴はどこか

頭と胴の位置は勘違いされがちです。エンペラと呼ばれる三角の部分が頭だと思っている人も少なくないでしょう。実は三角の部分が胴で頭はゲソの付け根のすぐ上にあります。内臓の入った胴、頭、足の順番でイカはできています。

頭から足が生えているのでイカは「頭足類」と呼ばれています。タコやオウムガイなどもこの仲間です。
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3:心臓や血液は

イカには心臓が3個あり、血液は青色をしています。イカの運動量はとても多く、動き続けるためには大量の酸素を必要とします。そのため、本来の心臓の他に左右のエラに補助の心臓があります。

そしてイカの体に流れる血液はなぜ青色かと言うと、血液中で酸素を運ぶ役目のたんぱく質のへモシアニンに胴が含まれているためです。酸素と結びつくことで、本来透明なへモシアニンが青色へと変わります。

4:墨について

イカの墨は、海の中で捕食者に目をそらさせるための役割があります。墨の入った袋があり、括約筋を使いイカの意思で吐いたり止めたりすることができます。

イカの墨には血液をキレイにする、新陳代謝を良くするなどの健康効果が期待できるとされていて色々な料理に使われています。

イカとタコの墨の違い

イカとタコの墨は敵から目をそらさせる点では同じですが、方法が違います。イカの墨は粘度が高く、海の中で吐いても散らばりません。タコの墨は粘度が低いため煙のようになります。イカの墨は自分のダミーとして使われ、タコの墨は煙幕として使われます。

また、イカ墨は料理に使われているのをみかけますが、タコ墨は見かけません。それには理由があります。タコの墨袋は取り出しにくく、少量しかとれないからです。

意外と知らないイカのこと

イカについて意外と知らないことが多くあります。イカの世界は奥が深く、まだまだすべては解明されていません。

また、イカを展示している水族館は多くありません。スルメイカ、ヤリイカなどのイカは寿命が1年ほどと短く、飼育が難しいためです。もっとイカのことが知りたくなったら探して行ってみてはいかがでしょうか。

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世界には面白い生き物がたくさんいます。知名度は高いけれど、生態はよく知らない、そんな生き物も少なくありません。

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初回公開日:2018年12月20日

記載されている内容は2018年12月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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