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チンチラの寿命とは|性格や価格・育て方・カラー6種
更新日:2020年08月28日

可愛いくて人懐っこいネズミの仲間のチンチラですが、その生態は一般にはあまりよく知られていません。そんなチンチラの特徴やカラー、購入や飼育するときの注意点などを簡単にまとめてみましたのでチンチラに興味がある方は読んでみてください。

チンチラの寿命とは|性格や価格・育て方・カラー6種

チンチラとは

チンチラは、南米の高地が原産のチンチラ科チンチラ属に分類される齧歯類です。大型のネズミの仲間ですが、暖かくて美しい体毛を持ち、正しく接すれば人にも懐く小動物です。しかし、チンチラの生態は意外と一般にはよく知られていません。

そんなチンチラの特徴や生態、購入や飼育する場合の注意点などをまとめてみました。

原産国

チンチラは、元は南米北部から南米南部までのアンデス山脈全域に分布し、海抜数百メートル以上の場所に生息していましたが、現在はその数を減らし、野生のチンチラはチリ山地の保護区にわずかに残るのみとなっています。

現在飼われているチンチラの大半は、1920年代にアメリカに輸入された個体の子孫だと言われています。
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生態

チンチラは完全に草食で、乾いた草、木の根、コケなどを食べます。乾燥に強く、特に腎臓はどの種よりも尿を濃縮でき、水分を節約できる体になっています。

暖かい体毛と能率の良い腎臓が、寒くて乾燥した南米高地の環境に適しています。反対に、暑さや多湿、体が濡れることを嫌います。

また、野生のときに岩場を跳び回っていた名残で、1メートル前後も跳躍できるジャンプ力を持っています。強靭な歯も持ち、なんでもかじります。

販売されているチンチラの特徴とカラー6種

チンチラは取り扱いこそ少ないものの、販売している店舗やブリーダーがあります。販売されているチンチラについて、特徴や種類などの一部をまとめてみましたのでチンチラを見分ける際のご参考にしてみてください。

特徴

チンチラは基本的に人懐っこく賢い動物なので、きちんと接すれば名前を覚えたりもしてくれます。

同時に、心身ともに繊細な動物でもあるので、驚かせたり適切な環境下で飼育しなかったりすると、すぐにストレスで弱ってしまいます。ただし、賢い動物であるとはいえ、犬や猫と同じようなしつけはできません。

また、高温多湿に極端に弱い動物なので、飼育する場合は温度と湿度の管理が必須になります。
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サイズ

チンチラの成体の体重は500グラムを超えることもありますが、オス・メスともに450グラム前後が標準で、およそ13センチメートルの尾を含め、体長は35センチメートル前後です。

体毛が厚いので太って見えがちですが、実際の体は細いので、かなり狭い場所でもすりぬけてしまいます。

性格

チンチラは人によく懐きますが、一方でとても臆病かつ繊細で、ストレスに弱い生き物です。飼い始めは大きな音を避け、スキンシップひとつとっても、そっと観察しながら徐々に馴らしていく、などの工夫が必要になります。

また、チンチラはとても個性が強いので、個体同士の相性の善し悪しが激しく、多頭飼いにはあまり向きません。もし、複数のチンチラを飼いたいときには、充分なスペースと個別のケージが必要になります。

行動

チンチラは完全夜行性の動物で、尻尾で器用にバランスを取りながら、非常に機敏に走り回ったり跳躍したりします。ゆっくりと歩くときには前足も使いますが、前足は主に食べ物を持つために使われます。

爪は平らで、地面を掘るのには不適です。また、後ろ足の内側の指には櫛に似た堅い毛か生えており、これで毛づくろいをします。

寿命

チンチラの寿命は小動物の割には長く、正しく飼育すれば平均でも10年から15年、生きるとされています。中には20年以上生きる個体もあり、最高寿命は29年8か月弱、という記録も残っています。

正しく飼育すれば長く生きるという反面、飼育は長期にわたるため、飼育する際には寿命も考慮して飼育をはじめるようにしましょう。

値段

チンチラの生体の値段は、3万円弱から10万円くらいまでと、値段に大きな幅があります。この値段の幅は、色や毛の状態、個体の月齢、健康状態やブリーダーによって大きく左右されるので、この値段も目安としての値段です。

値段の安い個体の中には、残念なことながら、ペットブリーダーで繁殖に使えなかった個体や、毛皮用に繁殖されたのに毛皮にできなかった個体も混じっていることがあり、購入の際には注意が必要です。

カラー

チンチラのきれいな毛色は個体差が強く、カラー分類が難しくもあります。今回はカラーを主に6種類に分けて分類してみましたが、このほかのカラーや違う分類方法もありますし、中にはどちらともつかない色合いの個体も存在します。

1:スタンダードグレー

スタンダードグレーは野生のチンチラの色に近く、基本色とも言われます。単に「グレー」や「スタンダード」とよぶこともあります。同じスタンダードグレーでも、色が濃いものからグラデーションになっているものまで、個体差が大きいです。

また、スタンダードグレーは原種に一番近いこともあり、ほかのカラーよりも丈夫で長生きしやすく、ひいては飼いやすい、といわれています。

2:ブラックベルベット

ブラックベルベットのチンチラは、背中が黒いベルベット生地のように真っ黒で、お腹に向かってだんだん白くなっていく毛と、黒い目が特徴です。

ブラックベルベット同士をかけ合わせると生まれる子どもが少なく、ほかの色の個体とかけあわせてもブラックベルベットの子どもは多くても50パーセントほどしか生まれません。

3:ブラックエボニー

ブラックエボニーは、全身も目も真っ黒なのが特徴のチンチラです。チャコールとよばれることもあります。背中に濃いブラックベルベットが入ることは稀です。エボニー同士をかけ合わせた場合は、ほぼエボニーの子どもが生まれます。

4:ホワイト

その名のとおり、ホワイトは真っ白い毛に、目と耳の先が黒いのが特徴のチンチラです。耳や鼻、肉球などの毛が薄い部分は血管が透けて見えるため、ピンクがかって見えます。チンチラの毛色の突然変異の一種で、1955年に誕生した品種です。

ホワイトはチンチラの中でも一番、表情がわかりやすい種類です。

5:パイド

パイドは、ホワイトにまだらに色が入っているチンチラを指します。ピーバルド、またはモザイクとよぶこともあります。

例えば、全身は白く、頭や背中が銀灰色の個体はシルバーパイド、全身は白く不規則な銀灰色の模様の個体はモザイクホワイト(パール、とも)などとよびます。

6:バイオレット

バイオレットはベージュがかったグレー、もしくは青紫色の毛色を持ったチンチラです。お腹が白く、耳が黒っぽい個体もいます。アフリカにおいて作出された色合いで、かつてはアフロバイオレットとよばれていたこともあります。

チンチラの中でも希少価値が高い品種です。

チンチラを飼う前に読んでおきたい一冊

チンチラ完全飼育: 飼育管理の基本からコミュニケーションの工夫まで (Perfect Pet Owner’s Guides)

口コミ
まだペットとしては、歴史の浅いチンチラちゃんですが この本で、大体の環境作りからお金の面。寿命など 大体の知りたい事がまとめてあります。
『チンチラ完全飼育: 飼育管理の基本からコミュニケーションの工夫まで 』は、チンチラの基本的な飼育からコミュニケーション方法、健康管理、豊富なカラーバリエーションまでを網羅している本です。

チンチラの飼育初心者から、既に飼われている方まで、飼育の参考にしたい一冊です。

チンチラを購入する時の注意点

チンチラを購入して飼い始めるにあたり、チンチラは繊細な動物なので注意点はいくつもあります。チンチラの購入と飼育時の基本事項として、健康、性別、カラー、準備に必要なもの、餌、の項目別に簡単にまとめてみました。

健康

チンチラの健康状態を見分ける際には、主に目、口(歯)、毛並みが健康の重要な指標となります。

例えば、目は濃い茶色、黒、ルビーは正常ですが、ピンクは異常の可能性があります。歯は黄色がかっているものが正常で、真っ白やオレンジ以上の濃い色は異常です。むらのある毛質は健康不良の場合があります。

また、チンチラは診察できる獣医師が少ないので、飼う前に必ず診察できる主治医をさがしておくことも重要です。
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性別

チンチラの性別の傾向として、オスよりもメスの方が縄張り意識や気が強い傾向にあり、オスは落ち着いている傾向にあります。また、メスは怒ると威嚇のために尿のようなものを飛ばしてくることがあります。

これらから、一般的にはオスのほうがおとなしく、若干扱いやすい傾向にあるといわれています。

カラー

チンチラの毛色の種類はバリエーションに富んでおり、さまざまな種類に分類されます。カラーによって顔立ちや体型も若干違いますので、購入の際にはよく見てみましょう。

また、原種に近いスタンダードグレーが一番丈夫で長生きしやすいので、チンチラの飼育初心者の方や長く飼いたい方は、スタンダードグレーを選ぶのもいいでしょう。

準備するもの

チンチラを飼育する上で準備が必要なものは、ケージとその中の環境、そして砂浴びの用意、の2点に重点を置きます。

チンチラのケージは高さのあるものを選び、中段に木製の足場を設けば遊び場となり運動不足を解消できます。チンチラは体が見た目より細いので、脱走できないようにステンレス網で間隔が小さいものを選びます。

また、チンチラは水浴びができないので、定期的に専用の砂で砂浴びできる環境を作ることも重要です。

チンチラの餌は良質で新鮮なものを選び、新鮮な水とともに24時間摂取できる環境を整えることが重要です。

チンチラの主食は干し草で、チモシーやアルファルファがなどが適しています。これらに栄養を補うための少量の専用ペレットを加えます。生の野菜や果物は餌として適しません。おやつは種やドライフルーツですが、栄養価が高いので与えるのは少量にします。

いずれも塩分や砂糖、脂質、添加物が入っているものは避けましょう。

他のペットも飼ってみよう!

チンチラは人懐っこい動物ですが、飼いやすいとは言い難い動物でもあります。チンチラを飼育できる環境であれば、ほかの動物でも十分に飼育できる環境が整えられます。

チンチラ以外の動物もかわいいので、動物の飼育に興味があるのならば、下調べと準備を充分にしたうえで飼育してみましょう。

ネズミ科目のペットと育て方

チンチラ以外にネズミ科目のペットとしてメジャーなのは、ハムスター、デグー、スナネズミ、ファンシーラット、モルモットなどがあげられます。

これらは同じネズミ科目ですが、飼育環境や餌の種類、寿命などに大きな差があります。また、極端な温度湿度に弱いものの、いずれも小型なのでケージを使って屋内で飼育しやすい、という特徴もあります。

ただし、屋内で飼育できるのと飼いやすいはイコールではないので注意が必要です。
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初回公開日:2018年10月22日

記載されている内容は2018年10月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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