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女性差別の原因3つ・女性差別を失くす方法7つ|男尊女卑
更新日:2020年08月28日

あからさまな女性差別の言動を見聞きしたことはないでしょうか。自分がそのターゲットとなっていなくても気分の良いものではありません。こうした女性差別の思想はどのような原因で生まれたのでしょう。本記事では、原因と対策・対処についてご紹介します。

女性差別の原因3つ・女性差別を失くす方法7つ|男尊女卑

女性差別の原因

男女雇用均等法が施行されてから、かなりの年月が経過しましたが、今でも政治家の女性蔑視発言はあとを絶ちません。政治家に比べると、同世代であっても企業が女性差別ととられる発言を取りざたされるのは、さほど多くはありません。

同世代であっても女性差別に関する考え方が異なるということは、単に世代教育に原因があるわけではないとわかります。ここでは、女性差別の原因となる事項について考えてみましょう。

離職率が高い

長年の規制緩和や働き方改革を経て、日本人の働き方は変わってきましたが、まだ終身雇用の体制にあります。その中では、男性に比べ女性の方がどうしても離職率が高くなります。結婚や出産・育児を機に退職する女性がいるためです。

退職しなくても、育休として一時的に仕事から離れる女性もおり、「女性には仕事を教えても、その仕事を継続してもらえない可能性が高い」と考えている男性も少なくありません。
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男性のグループ

男性はグループ化すると、女性差別ともとれる発言が増えます。男性だけのグループで飲んでいる席では、女性がいないことを良いことに、下ネタやセクハラ発言で盛り上がっていることも少なくありません。

男性のグループに1人女性が入ってしまった飲み会の席も悲惨です。「女性のいるところで悪いけど」という断り付きで、女性としては聞きたくない話題で盛り上がることがあります。

男尊女卑の思想

日本で女性差別が行われがちなのは、古来から男尊女卑の思想が叩き込まれているからだ、と一般的に言われてきました。最近では、女性の地位が低くなったのは明治以降だと言われるようになってきています。時代劇でも、戦国・江戸時代の女性は表には出ないものの、家庭内での指揮権を握っているように描かれています。

今の30代以下の世代は、男女平等の下で育っており、女性上司にも抵抗がないように見受けられます。

女性差別をなくす方法

女性差別をなくすためには、どのような方法が考えられるでしょう。女性差別をしている人に対し再教育するという方法がありますが、女性差別をしている人は未知数なので、簡単に見つけ出すことはできません。ここでは、女性差別をなくすための対策について、いくつかご紹介します。取り組めるものから、積極的に取り組んでみましょう。

方法1:男性の意識改革

「女性は男性に比べ劣っている」と本気で信じている男性がいれば、その男性の意識改革を行いましょう。その人よりも優れた女性を複数見つけ出し、その事実に直面させると良いでしょう。

多くの場合は、本気で「女性は男性に比べ劣っている」と信じているわけではなく、自分の劣等感を排除するために女性を貶めているだけです。現実を突きつけても逆効果の可能性もあります。自分自信を見つめなおさせるべきでしょう。

方法2:政治や会社で取り組む

政治や会社としてトップダウンで女性差別撲滅に取り組むという方法もあります。トップダウンで行う場合は、女性差別に関する通達を出したり、社員に対する研修を行うという方法があります。

政治や会社として真剣に取り組む姿勢を見せれば、表立った女性差別は減るでしょう。しかし、個人の考え方に深く根付いている場合は、トップダウン方式で完全に女性差別をなくすことはできません。その点では別の方法も試す必要があります。

方法3:女性を積極的に登用する

女性を重要なポストに積極的に登用し、女性の力がけっして不足しているわけではないことを見せつけるという方法もあります。素直な男性であれば、素直に女性の実力を認めることができます。輝ける女性を作り出すきっかけにもなります。

しかし、実力のない男性の場合は、自分の実力のなさは棚上げして、女性を貶めることで自分がステップアップしようと考えるので、女性差別を一部で助長させてしまう危険性もあります。
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方法4:一人一人の意識を変える

女性差別をなくすために、女性差別的な考えを持つ一人一人の意識を変えるという方法があります。この方法は、もっとも確実に女性差別を撲滅できます。しかし、もっとも難しい方法ともいえます。

長年で植え付けられた「女性差別」の考え方は、一朝一夕で変えられるほど簡単なものではありません。考え方の根っこの部分から徐々に偏見を取り除いていく必要があります。一人一人の意識を変える場合は、じっくりと取り組む覚悟が必要です。

方法5:子供の頃からの教育

長期計画になりますが、子供の頃から「差別」に関する正しい教育を施すことが、もっとも効果的な「女性差別」をなくす方法といえます。子供の頃に基礎教育がきちんとされていれば、そもそも差別的発想が生まれません。

方法6:法整備が必要

法整備は、ある意味では最終的な方法といえます。法律で「女性差別はいけない」ときちんと定義し、定義から外れた行為には罰則を備えます。罰則による抑止力で、表立った女性差別は少なくなるでしょう。人間の根本的な思想を変えることはできませんが、罰則が設けられることで、「女性差別はいけないこと」という概念を植え付けることができます。

方法7:超党派の女性政治家で連携する

「超党派」とは、「国会や地方議会の議員が、政党の枠組みを超えて協力しあうこと」を示す言葉です。女性差別について問題意識を共有する議員が、「党」という垣根を超えて、勉強会を開いたり、議案を共同提案したりすることで、広く女性差別について議論することができます。

女性差別排除に取り組もうと考えている人に

女性差別に関する問題に、真剣に向かい合おう、取り組もうという意思がある人には、まず差別そのものを理解しておくことをします。なぜ差別感情が生まれるのか、自分で理解し、女性差別をしている人の説得に活用しましょう。差別という感情の仕組みを知るために「学校では教えてくれない差別と排除の話」の一読をします。

女性差別を受けた時の対処法

ここまでは、女性差別が起きる原因や、女性差別をなくすための対策方法をご紹介しましたが、実際に女性差別を受けてしまったときは、どう対処すれば良いでしょう。女性差別に限ったことではありませんが、自分が不利益を受けたときの対処すべきポイントをご紹介します。

相手に差別である事を伝える

まず、相手の言動が「女性差別」にあたることをきちんと伝えましょう。相手は、自分のもの差しで発言していて、女性差別の自覚がないだけの場合もあります。差別行為であることをきちんと伝えないと、同じ言動を繰り返されてしまいます。「女性差別であること」を伝え、改善してもらいましょう。

なかには、「女性差別」の言動を自覚して行っている人もいます。こうした人は確信犯なので、差別行為であることを伝えても無駄です。

職場の相談窓口や上司に相談する

職場で女性差別と考えられる言動があった場合、上司や職場の相談窓口に相談しましょう。直接相手と対峙するよりも、職場の取り組みとして相手に対応してもらえ、高い効果が期待できます。
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差別を受けた時の内容を記録しておく

女性差別と受け取れる言動があった場合、その記録を残しておきましょう。できるかぎり、録音や録画といった「証拠」となる手段で記録を残すことをしますが、「まさか差別されるとは思わなかった」という予期せぬ状況だった場合は、一部始終を克明にメモしておくことでも構いません。

女性差別がない社会を作ろう

女性差別は、その差別を受けている女性はもちろん、周囲にいる人にとっても好ましいものではありません。差別をしている本人にそのことを理解してもらうことが大切です。差別行為を自分に関係ないとか、関わりたくないという理由で黙認するのではなく、社会一丸となって排除し、誰もが快適に過ごせる社会を作っていきましょう。

男女とも尊重する事が大切

女性差別排斥運動が高じて、男性差別に転じることもあります。本来は男女関係なく、どちらも尊重されることが大切です。男性にしかできないことや適していること、女性にしかできないことや適していることを、蔑視、差別、ひいきなどの言葉でひとくくりにするのも考え物です。以下のリンク記事を参考に差別と区別についても考えてみましょう。
女性専用車は差別
女性脳と男性脳の違い
初回公開日:2018年08月09日

記載されている内容は2018年08月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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