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2018年12月13日

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスは固体の二酸化炭素です。固体から直接気化してガスに戻りますが、気化するときに熱をたくさん奪いますので、極めて低温になっています。そんなドライアイスを処分する方法と、処分するときに気を付けたいことを紹介しましたので参考にしてください。

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスとは

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスは、固体二酸化炭素の商品名ですが、固形炭酸とも言われます。製油所の精製過程、アンモニアの製造過程、ビール工場の発酵過程などでは、副産物として二酸化炭素ガスができます。その気体状態の二酸化炭素ガスを加圧により圧縮し液化します。

その液化した二酸化炭素を気化させることで、熱を奪ってパウダー状の固化したドライアイスが作られます。生まれたパウダー状のものを圧縮してドライアイスが製品化されます。

ドライアイスの特徴

物理的性質としてドライアイスは常圧の大気圧の環境下では液体とならないで直接気体に昇華する性質があります。

ドライアイスの比重は 1.56で水より重く、固体から気体に変わる昇華温度は 大気圧が1気圧の環境で−78.5 ℃と低温です。低温のため冷却能力は同容積の氷の約3.3倍もあります。

ドライアイスは常圧下で昇華するのが大きな特徴です。昇華とは化合物他が液体にならずに固体から気体に相を転移する現象のことです。

ドライアイスの種類

ドライアイスは商品として出荷される場合には、粉末状のスノーと呼ばれるものと、小粒の形状のペレットと言われるもの、そして固まりになっているブロックと言われる3種類の商品があります。

ブロック状の大きな塊のドライアイスのほうが、昇華しにくく長時間にわたって冷やすことが可能です。スノーやペレット状のドライアイスはブロックに比べて短時間に昇華してなくなってしまいますが、その代わり急速に冷やすことができます。

主な用途

固体化した二酸化炭素の昇華する温度は−78.5 ℃と低温ですので、ドライアイスは、主に生鮮食品の冷温保管や輸送他に使われます。冷却に使う場合に、ドライアイスは昇華してしまうので、液化することがないため濡らさずに冷やすことができ、取り扱いが楽になっています。

他にもドライアイスは舞台などのスモーク効果に使われることがありますし、有毒ガスが発生しないために自動車他の産業で部品などの洗浄にも使われています。

ドライアイスの早い処分方法6選

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスはアイスクリームの保冷剤として持ち帰った後に、処分するのですが、そのまま放置しておくだけで少量なら1日以内に昇華して二酸化炭素ガスになってしまい処分がすんでしまいます。

このときに湿度の高い空気中に置くと、ドライアイスで冷やされた空気中の水蒸気が凍って、白い煙が発生しますが、この成分は水なので全く無害な煙です。ドライアイスに水をかけると特にたくさんの白煙が発生します。

方法1:水の中に入れる

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスはそのまま放置しておくだけで、多少時間はかかっても昇華して二酸化炭素ガスに変わり処分できますが、どうしても早く処分したい場合は、バケツに水を張り、その中へドライアイスを入れてしまうことで、時間的には一番早く処分することができます。

白い煙が泡となり噴き上げてきて、空中にもくもくと出るので、面白いため小さなお子さんと遊びながら行うのも良いですが、屋外か風通しのいい場所で行ってください。

方法2:そのまま放置する

ドライアイスはそのまま放置しておくだけで昇華してなくなってしまいますが、昇華して二酸化炭素の気体になった場合は床に滞留しやすい気体です。部分的に二酸化炭素ガスが高濃度になる恐れがあり、窒息や酸欠を起こす危険があります。

閉鎖された室内などで処分する際は、締め切らずに通気や換気を行う必要があります。二酸化炭素ガスの濃度が約10%に上がると、酸欠により意識不明に陥る危険性がありますので注意が必要です。

方法3:庭に放置する

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスを処分するために、窒息の恐れのない屋外の庭に放置すれば安全に処分することができます。安全に処分できるのですが、雨などで水がかかると、盛大に白煙が生じますので火事と間違われる恐れがあります。

ドライアイスを処分するために置く所は、水がかからないように注意して選んでください。そしてドライアイスは極めて低温ですので、直接大事な植木に接触しないように置かないと植木を枯らしてしまうこともあります。

方法4:ベランダに放置する

ベランダも屋外ですので、窒息の恐れもなく放置しておくだけで、安全にドライアイスを処分することができます。庭で処分するときと同じく、雨などで水がかからない場所を選んでください。

盛大に白煙が生じますので、特に家が火災を起こしていると消防に通報されてしまい騒ぎになってしまう恐れがあります。なお、低温で器具や排水管を傷める場合もありますので、何もないところで処分してください。

お風呂場に放置する

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ベランダがない場合や狭くて置く場所がない場合には、お風呂場に放置することでドライアイスは処分できます。人の出入りがないのであれば、二酸化炭素による窒息の危険もないので、換気扇を回して換気する必要もありません。

直接風呂場のタイルの上に置くと、ドライアイスの低温でタイルが痛むことがありますので、タオルを敷いた上に置くなどして、ドライアイスをタイルの上に直接置かないほうが良いです。

方法6:排水溝に入れる

ドライアイスを屋内や屋外の排水溝に入れることでも処分することができます。この時、水分があると白煙が多く出ますので、屋外では火事の騒ぎにならないように注意が必要です。屋内では窒息しないように換気が必要です。

そして、プラスチック製の排水管はドライアイスの低温で破損する恐れがありますので、避けたほうが賢明です。

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口コミ

夏なので、ドライアイスが無くならずに届くか不安でした。 ほぼ、元のままの状態で届きました。 購入してよかったです。

ドライアイスは固体から直接気体の炭酸ガスになるので、氷のように冷却物を水で濡らすことはなく、冷却力は0℃の場合、氷の約1.9倍の能力をもっています。

発生ガスが多いので、耐圧容器でない場合は破裂してしまい非常に危険です。そして、取り扱いは軍手や手袋、鍋つかみを利用し、割って使う場合は破片が眼に入らないよう注意して下さい。

してはいけないドライアイスの処分方法4つ

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスの処分方法はそのまま放置するだけと、簡単で特別な道具がいりませんが、固体から直接ガスに変わるので体積がとても大きく膨らんでしまいます。ゴミとして密閉したゴミ箱に捨てたときに、膨張してゴミ箱が破裂して壊れることがあります。

これはごみ袋でも同じで破裂を引き起こしてしまいます。そして、ドライアイスの昇華するスピードは温度により変化しますので、お湯や高温下での処分には注意が必要です。

注意1:お湯の中に入れる

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスは極めて低温である-79℃になっているために、80℃の熱湯に入れると、その温度差が160℃近くになってしまいます。高温下になるとドライアイスの気化反応は急速に進んでしまい、二酸化炭素ガスの発生が爆発的になります。

熱湯やドライアイス、時には容器さえ破壊されて、その破片などが周囲に飛び散り、危険な状態になります。怪我をしかねませんので、お湯の中にドライアイスを入れることは避けてください。

注意2:素手で触る

ドライアイスは-79℃と極めて低温なので、ドライアイスを素手で触ると急速に冷やされてしまい血行不全になり、そのまま触り続けるとその部分が凍りつき、凍傷になってしまいます。

軽度の場合は、局所的に赤くなって痛みますが、中度の場合は水泡ができて、重度の場合は損傷が皮下組織まで進んで組織の壊死につながる危険な状態になってしまいます。ドライアイスは捨てるや、保冷に使うでも必ず手袋をして取り扱いをしましょう。

注意3:昇華した二酸化炭素を吸い込む

ドライアイスの原料は二酸化炭素ですから、そのまま置いておくだけで元の二酸化炭素に戻ります。

二酸化炭素は空気より重くて、低い所にとどまる性質がありますので、換気が不十分な所で使ったり処分すると、ドライアイスから気体化した二酸化炭素の濃度が上がり、酸欠に陥ったり、窒息さえ起こります。

もちろん、面白いからと言ってドライアイスから生じた白煙を吸い込むことは危険なのでやめてください。

注意4:密閉容器に入れる

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスは気体に戻るときに、体積が750倍にもなります。ドライアイスを密閉した容器に入れておくと、内圧が上がり破裂する危険があります。ペットボトルやタッパー他に入れておくことは危険です。

遊びでドライアイスを使うと怪我をすることもあります。密閉容器が爆発して、容器の破片が皮膚に刺さることや、目を傷めて失明することさえあります。ドライアイスによる事故は毎年起こり、消防庁他は注意を呼びかけています。

換気をしながらドライアイスを溶かそう

ドライアイスの早い処分方法6選|してはいけない注意点4つ

ドライアイスを処分するときは、発生する二酸化炭素に注意してください。二酸化炭素ガスの濃度が高まると意識障害を起こすことや、窒息してしまうことがあります。屋内で処分したりするときには、必ず換気をしながら処分してください。

特に自動車の車内や、密閉した部屋など十分に換気ができない場所では、ドライアイスを使うことや処分はしないでください。

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