「言葉足らず」を使うシーン3つ|ビジネスシーンでの使い方

初回公開日:2018年11月30日

更新日:2019年02月19日

記載されている内容は2018年11月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「言葉足らず」という表現は漫画や小説やドラマといった架空の世界でよく用いられていますが、ビジネスシーンでも頻繁に登場します。間違った使い方をしていないかをチェックするために、今一度この「言葉足らず」の意味や類義語、そして表現方法をおさらいしていきましょう。

「言葉足らず」を使うシーン3つ|ビジネスシーンでの使い方

言葉足らずとは

「言葉足らず」という日本語は現代でもたびたび登場する単語であり、耳にしたことがあるという人も多いでしょう。ドラマやアニメや漫画といった創作の世界でも「あの人は言葉足らず」といった表現をよくします。

これらの使い方によってなんとなく「説明下手」という意味だと理解している人も多いでしょう。改めてこの言葉足らずとはどのような意味があるのか、類義語も合わせて調べます。

言葉足らずの意味3つ

言葉足らずという言葉は似たような意味になってしまいますが、だいたい3つの表現に別けることができます。それが「説明不足」と「誤解を招く」と「表現不足」です。

どれも似たような意味でありリンクしているものですが、詳しく意味を掘り下げると納得できる部分が出てきます。

意味1:説明が充分でない

「言葉足らず」とはシンプルに言葉が足りていないという意味で使われます。つまり、言葉が足りていないために説明している側の意図が説明された側に伝わっていないということです。

頭の中で思い描いているイメージがうまく言葉にできていないので、言葉を受け取る側もなかなか理解ができず「あの人は言葉足らず」という印象を受けてしまいます。

意味2:誤解を招く言い方

「言葉足らず」で最も悪いパターンが誤解を招いてしまうことです。言葉が不足して説明が下手くそになってしまうことで、意図がうまく伝わらずに誤った解釈をされてしまうというパターンになります。

すべて言葉が足りていない「言葉足らず」故に発生してしまう事象ですが、「言葉足らず」の人は半ばいつものことを割り切って諦めているパターンもあるので、悪循環にはまってしまう恐れもあります。

意味3:言葉での表現が下手

言葉足らずの人の中には、必死に説明しようと努力しているのですが、コミュニケーション能力が低いのかなかなか言葉をうまく抽出することができずに意思疎通がうまくできません。

言葉を選ぶのも苦手で表現するのも苦手となってしまうと聞いている側もやきもきしてしまうので、「言葉足らず」と感じてしまいます。努力していることは認められるでしょうが、表現下手と思われてしまうでしょう。

言葉足らずの類義語

言葉足らずという言葉をもっとわかりやすく理解する方法は類義語を理解することです。類義語を理解すれば、似たような表現でこの言葉を使うことができるようになりますので、語彙力の向上に繋がります。

色々と使いやすい言葉なので類義語も大量にありますが、代表的な物を抜粋して今回は「説明不足」と「訥弁」を使って紹介します。それ以外には「口べた」「説明下手」「話し下手」「説明不十分」などが該当します。

説明不足

最もわかりやすいのは間違いなく「説明不足」や「説明下手」です。うまく物事を伝える能力が無い人のことを「言葉足らず」と表現しますが、この物事を伝える能力とは「説明する力」となりますのでぴったり一致します。

ただし、説明不足になると単純に言葉が少ない人のことも該当しますので、必死に物事を説明しようとしているけど伝わっていないパターンの時は説明下手となるでしょう。

訥弁

これは「とつべん」といいます。なめらかではなくたどたどしい様です。ようするに、うまく話せていない人を表す言葉となります。元々、この「訥」という言葉はふりがなの「る」をつけると「どもる」と読みますので、そちらの読みになれば意味もわかるでしょう。

この漢字一文字で「口べた」や「口ごもる」という意味になります。いわゆる「ぼくとつな人」と表現をする時がありますが、「ぼくとつ」を漢字で書くと「木訥」です。

言葉足らずの敬語での例文

それでは具体的にこの言葉足らずという言葉を使って例文を見てみましょう。そこまで難易度の高い言葉ではないので、仕事場で使ったことがあるという人も多いでしょう。

ただし、使い方を間違えると社会人なら余計に恥ずかしい思いをしてしまうので、使い方や使うシーンはきちんと理解しておきましょう。

「言葉足らずで誤解を招き申し訳ございません」

最も社会人で使う場面が謝るときです。こちらの説明の仕方が悪かったり、説明の抜けがあった場合に「言葉足らずで誤解を招き申し訳ございません」と表現をして謝ります。

この言葉は比較的謙譲語といった敬語の類いに紛れても遜色なく使うことができるので、社会人が謝るときの言葉として高確率で登場します。

「言葉足らずでご迷惑をおかけしました」

こちらも社会人が謝るワンシーンで登場する使い方です。計画的に休暇申請をして休みに入り、引き継ぎを先輩にしていたけど説明不足で先輩から説明してほしいという電話が来てしまった次の出社のタイミングで「言葉足らずでご迷惑をおかけしました」と謝ります。

自分が説明した部分に抜けが発生していたりうまく説明できていないときに使う言葉なので、やっぱり謝るシーンがどうしても増えます。

「言葉足らず」を使うシーン

より具体的に「言葉足らず」という表現をシーン別に使っていきましょう。メールや電話や取引先に実際にあったときにどのような言葉として用いるのかがわかれば、どんな場面でも使っていけます。

シーン1:メール

メールで使う場合は挨拶の後に使うことが多いでしょう。つまり、いつも「お世話になっております」といった表現の後に「商品取り扱いに関しまして言葉足らずで誠に申し訳ございません」といった文章にします。

何らかの誤解や説明不足による弊害が発生してしまったときに、「私の言葉足らずでご迷惑をおかけして申し訳ございません」といった使い方をするのが基本です。

シーン2:電話

電話で「言葉足らず」を使う時もやはり謝るシーンが大半です。説明不足や説明の抜けから何らかのトラブルが発生している場合は、電話越しに「私の言葉足らずが原因でご迷惑をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございません」といった使い方をします。

誠心誠意謝る文章の一例としても用いることができるので、電話越しに謝るときにもとっさに出てくるようになれば十分でしょう。

シーン3:取引先の相手に会った時

こちらも電話越しとほとんどやり方は変わりません。取引先の相手に自分の説明不足で多少なりとも不利益な状況が発生したら、次に直接会うときに必ず「あのときは私の言葉が足りず、ご迷惑をおかけしてすいませんでした」といった使い方をしてください。

「言葉足らず」という表現は「言葉が足りず」や「説明不足」と置き換えられますので柔軟に対応しましょう。

「言葉足らず」は目上の人に使えるのか

これは使い方によるので、きっちりと「言葉足らず」という表現の前後が敬語で挟まれているのならば使えるという判断になります。

謝るときでも「言葉足らずですいません」ではなく「自分の言葉足らずが原因でご迷惑をおかけしてしまい本当に申し訳ございませんでした」ときっちり発言すれば問題なく上司や目上の人にも通じます。

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言葉足らずと似た言葉との違い

「言葉足らず」と似ているようでちょっと違う言葉が「舌足らず」です。現代での解釈の違いも発生していますのでその違いを理解しておきましょう。

たとえ使い方が間違っていたとしても、そちらの意味の方が圧倒的に広まっているとそちらが正しい意味として通ってしまうようになります。

舌足らず

「舌足らず」はうまく言葉が表現できない様子なので、「言葉足らず」の類義語として扱われていました。しかし、今では舌がうまく使えず滑舌がはっきりできない様子というイメージが強すぎるので類義語として扱いにくい状況です。

自分の言いたいことを伝えられないという意味は元々こちらの「舌足らず」にあってそこから派生して「言葉足らず」となったのに、後からきた存在にお株を奪われてしまった立場にあります。

「言葉足らず」をビジネスシーンで適切に使おう

このように「言葉足らず」という表現はビジネスシーンで活用されることが圧倒的に多い言葉です。謝る言葉として使い勝手はいいので慣れれば自然と出てくるでしょう。

ただし、ビジネスマナーをしっかりと理解していないといくら言葉が丁寧でもアウトですし、マナーがあっても言葉の選択が間違っていると不愉快に思われてしまいます。必ず適切なシーンで使ってください。

ビジネスメールの作法を押さえておこう

礼儀作法というのは身体にしみこませないとなかなか自動的に発動してくれませんので、最初は反復練習するしかありません。どのような言葉を使えばいいのか、行動や対応はどうすればいいのかの事例をいくつか見ておきましょう。

対応の仕方は千差万別ですが、頭の中に「○○の時は××した方がいい」とすぐに思い浮かべるようになれば間違った対応をする可能性が一気に減ります。

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