有給休暇の取得理由15選|有給休暇の種類6つ
初回公開日:2018年08月22日
更新日:2020年08月29日
記載されている内容は2018年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

有給休暇の取得理由は「私用」ではいけないのか
有給休暇とは本来働く人にとっての権利なので、「私用」で休みを取っても良い物です。そして細かく理由を聞かれなくてはならないという義務もありません。
しかし現実的には上司の納得のいく理由でないと有給を貰えないという会社も多くあります。そこで今回は上司も納得しやすい有給休暇の理由をご紹介していきますのでご参考にご覧ください。
有給休暇の取得理由15選
それではここで実際によく使われていて、なおかつ上司にも納得してもらいやすい有給休暇取得の理由について、具体的に15個ご紹介していきます。是非、参考にして見てください。
理由1:体調不良
一番無難で、よく使われるのが体調不良です。実際に体調不良の場合はもちろんの事、他にどうしても理由が思い浮かばない別件での私用の場合でも、体調不良を理由にしている人は多くいます。
体調は本人にしかわからない部分でもあるので、理由として使いやすいというポイントがありますが、もし仮病の場合は元気にしているところを誰かに見られないように注意が必要です。
理由2:子供の行事(運動会など)
子供がいる人の場合には、子供の行事が理由で有給を使うという人も多くいます。運動会や授業参観、保護者会など子供に関連する行事は、実は意外と多いです。
半休や時間休の制度がある会社の場合には、丸一日有給ではなくこういった制度を上手に利用しているパパやママも多くいるので、一度会社の有給の制度を確認しておくと良いでしょう。
理由3:親戚の法事
親戚の法事を理由に有給を取得する人も多くいます。実際に親戚の法事であれば遠方で行う場合もあるので、日帰りでは対応が難しい人がいます。そのため法事で有給を使うという人は想像以上に多いです。
理由4:親戚・友人のお見舞い
親戚や友人が入院してしまったような場合には、お見舞いを理由に有給を取得する人も多いです。こういった理由の場合には、有給取得に厳しい上司でも人道的に拒否しずらいということもあり、意外と多く使われる理由のひとつです。
理由5:子供の進路相談
子供が進路を選ぶような年頃の場合には、子供の進路相談を理由に有給取得をする人も多くいます。進路は子供の人生の分岐点でもあるので、なるべくしっかり関わりたいという親御さんも最近では増えていて、こういった理由での有給取得もスタンダードになってきています。
理由6:家族の看病
家族の看病を理由に有給を取得する人も多いです。程度にもよりますが、症状が重い場合や怪我で身動きがとれないような場合にはどうしても誰かの助けが必要になるので、仕事を休んで看病をする必要があります。
理由7:資格試験
自主的に取得したい資格の試験の場合には有給をとって受けに行くという人もいるので、こういった試験を理由にする人も多いです。
ただし、会社で取得するように指示されているような資格の場合には、試験のために出社できなくても基本的には出勤扱いになる場合が多いので、事前に確認しておくことをします。
理由8:部外研修・勉強会
こちらも資格試験と同じように、あくまで自主的に個人で受ける部外研修や勉強会の場合には有給を使用するという人が多くいます。
会社から受けるように指示されている研修や勉強会の場合には、基本的には有給ではなく出勤扱いになる場合が多いので、こちらもきちんと確認してましょう。
理由9:運転免許の更新
運転免許の更新を理由に有給を取得する人も多いです。実際に更新を怠ってしまうと無免許状態になってしまうので、運転免許の更新は免許を所有している人にとっては必須です。
土日にも更新ができる場所もありますが、人が多く時間がかかったり、場所が遠かったりするという理由で会社を有給にして免許更新をする人は多くいます。
理由10:パスポートの取得・更新
パスポートの取得や更新をする場合にも、有給を使うという人が多くいます。会社の近くにパスポートセンターがあるような場合には休憩時間を利用して行く人もいますが、多くの人は有給を使ってパスポートの取得や更新に行きます。
理由11:自宅の設備点検
居住者立ち会いの元行われる自宅の設備点検があるという家も実は多く、そういった理由で有給を取得する人もいます。
在宅の家族がいる家庭では設備点検のために有給を取得する必要はありませんが、最近では単身世帯も増えてきているので、こういった家まわりのことでの有給取得をする人も増えてきています。
理由12:町内会の会合・行事
町内会の会合や行事なども、基本的には他に家族が家にいる場合には頼んでしまうという人も多いのですが、単身世帯の場合や家族では対応できないような場合には有給取得をして参加する人もいます。
都会などではこういった行事は無視してしまう人も多いですが、地域によってはこういったコミュニティを大切にしないと今後住みづらくなってしまう場合もあるので、有給を使ってでも参加するという人もいます。
理由13:親戚・友人の結婚式
親戚や友人の結婚式を理由に有給を取得するという人はかなり多いです。おめでたい話でもあるので比較的言いやすく、有給もとりやすい理由になります。
親戚や友人の冠婚葬祭関連での有給は比較的取りやすいので理由としてはです。
理由14:自宅の購入に関する諸手続き
とても大きな買い物でもある自宅の購入は、想像しているよりも手続きが多いです。そのため休日だけでは時間が足りなかったり、役所へ書類を取りに行ったりと手続きが多いので有給を使ってそれらを済ませるという人も多くいます。
打ち合わせなどであれば、不動産会社の担当者が休憩時間などに会社まで来てくれる場合もありますが、役所への書類の取り寄せなどになるとどうしても平日の日中に行く必要があるので休む人が多いです。
理由15:親戚・友人の告別式
親戚や友人の告別式やお通夜などを理由に有給を取得する人も多くいます。比較的取得しやすいため、冠婚葬祭と偽って有給を取得してしまう人もいますが、告別式はさすがに縁起が良くないので別の理由にすることをします。
予定を忘れやすい人にアイテムはこちら
予定をすぐに忘れてしまい、いつ有給を取れば良いのかわからなくなってしまうような人には手帳をこまめにつけることをします。書く事によって頭に残りやすく、見て確認することで再度チェックすることができます。
スマホのスケジュールに登録しているという人も多いですが、実際に自分で記入することによって頭に予定が入りやすくなるので手書きの手帳はとてもです。
有給休暇の様々な種類
有給休暇とひとことに言ってもその種類はいくつかあります。またこれらは会社によっても微妙に扱いが違うので、自分の会社はどこまでが有給休暇なのかということをあらかじめ確認しておきましょう。
育児休暇
育児休暇を有給として扱ってくれる会社も最近では増えてきています。基本的には、育児休暇中の給料は会社からの給料ではなく雇用保険から育児休暇給付金が支払われています。
しかし最近の優良企業の中には、雇用保険から支払われる育児休暇給付金とは別に有給扱いで給料を支払ってくれるような、子育て世代にはありがたい会社もあります。とは言えまだまだそこまでしっかりとした会社は少ないので、多くは育児休暇は有給ではありません。
介護休暇
介護休暇も育児休暇と同じように休暇中の給与の支払い義務は会社にはないため、会社から給料が出る所は少なく、有給扱いになるような会社はまだまだ小数です。
しかしこれも育児休暇と同じように、雇用保険から介護休暇給付金が支払われます。ただし、育児休暇と違い介護休暇の場合には、厚生年金や健康保険料の免除がされないのでその点については注意が必要です。
産前産後休暇
産前産後休暇についても、会社での給与の支払い義務はないため、まだまだ有給休暇としての扱いではない会社の方が多いのが現状です。そういった場合には健康保険に加入していて、なおかつ所定の要件を満たしていれば出産手当金として、休業1日につき給与の3分の2程度の手当が貰えるようになっています。
最近では給与が発生する会社も出てきてはいますが、まだまだそこまで優良な企業は小数であるというのが現実です。
夏期休暇
会社で夏期休暇が設定されていて、なおかつ基本の給料が月給制の会社の多くは夏期休暇は有給扱いということになります。時給制の場合には、会社が休暇日を設定しているにも関わらずあくまで働いた時間のみの給料となるため有給扱いにならない場合もあるので注意が必要です。
また中には会社が設定した夏期休暇にも関わらず強制的に有給消化に当てられてしまうような企業もあるので、最初によく確認しておくことをします。
冬期休暇
冬期休暇は主に年末年始の休みを指す事が多く、その扱いは夏期休暇と同じように月給制の会社の場合には有給扱いとなることが多いです。しかし、時給制の場合には給料が発生せずにその月は収入が下がってしまう可能性もあります。
また、こちらも夏期休暇と同じように強制的に有給消化に当てられてしまうような会社もあるので注意が必要です。
リフレッシュ休暇
リフレッシュ休暇とは、特に法律で定められた休暇ではなく会社独自で制定される休暇です。最近ではライフワークバランスの観点やブラック企業ではないというアピールのために制定している会社も増えてきています。
リフレッシュ休暇は会社独自で制定されたものになるので、多くの場合は有給休暇とは別に有給で休みを取らせてくれるのですが、まれに無給の場合や有給消化に使われてしまうような会社もあるので要注意です。
有給休暇の取得理由を知って上手に使おう
有給休暇は社員にとって権利です。本来であればどんな理由であっても有給休暇の取得を拒否することはできませんが、古い体質の日本企業などではまだまだ上司の納得のいく理由でないと有給を認めてもらえないといった劣悪な労働環境の企業も多くあります。
「有給休暇」についてもっと知ろう
先述したように有給休暇は権利なので基本的に会社はそれを拒否することはできません。それでも空気や態度で有給が消化できずに消えて行くという人が多いのも事実です。
今回ご紹介してきた有給休暇取得理由や、同僚が有給を取得した時にどんな理由で申請したのかなどを調べて有効活用するのもです。本来は理由など考えなくても有給が取得されるべきですが、そうもいかない場合もありますので、うまく理由を付け有給を取得しましょう。

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