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2019年01月25日

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

布巾についた油汚れや黒ずみが気になるけれど、洗濯しても綺麗にならない。そのようなときは、煮洗いがおすすめです。洗剤の洗浄力をアップさせ、雑巾のような嫌な匂いも消せる煮洗いは、汚れを諦める前にぜひ試してほしい選択法です。煮洗いの手順や注意点をご紹介します。

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

煮洗いとは

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

煮洗いとは煮て洗う洗濯法です。汚れや臭い原因である皮脂などのタンパク質の汚れは、熱を加えることにより、取れやすくなります。また、高温で処理するため洗剤が反応しやすくなり、頑固な汚れや菌、菌の餌となっていたタンパク質などを綺麗に洗浄する効果があります。

もちろん、どのような生地でも可能なわけではなく、生地が傷みやすい、色落ちしやすいなどのデメリットもありますが、臭いも黄ばみもきちんと取れる洗濯法です。

煮沸消毒に重曹・洗剤を使う洗濯術

煮洗いは煮沸消毒に重曹や洗剤などを使った洗濯術です。煮沸することにより、生地に付着していたタンパク質や汚れ、それを餌として繁殖した菌などが綺麗になります。

また、タオルや生地についた生乾きの嫌な臭いもこの方法で落とせます。生乾きの嫌な臭いは生地に付着したモラクセラ菌が原因です。モラクセラ菌は熱に弱く42度ほどのお湯で死滅します。さらに熱を加えることにより洗剤の洗浄力もアップします。

基本の煮洗いの方法4つ

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

煮洗いは難しいことではありません。洗濯物が入る大きめな鍋と洗剤があればすぐにでもできます。洗剤は家庭でいつも使っている物で十分です。洗剤を使うのが不安な場合は、洗浄力は落ちますが口に入っても安心な重曹でも十分汚れを撃退できます。

気をつけるべきは、やけどです。煮洗いで洗剤を加える際には、泡が一気に盛り上がり吹きこぼれることがあるため注意が必要です。すすぐときは十分に冷ましてから行ってください。

方法1:鍋で布巾を煮る

鍋はアルミ素材の鍋以外ならどのような物でもOKです。大きめのものを用意します。用意した鍋にお湯を沸騰させて、そこへ粉せっけんや重曹を入れます。粉せっけんも重曹も高温になると勢いよく泡が発生するため、少量ずつ吹きこぼれないよう様子を見ながら入れます。

洗剤を加えたら弱火にして洗濯物を入れます。洗濯物が浮いてこないように時々かき混ぜながら、小さな物なら10分、バスタオルなら20分を目安に煮ましょう。

方法2:水洗いする

目安の時間がたったらお湯をすて、流水で冷ましながらすすぎましょう。お湯から出した洗濯物を十分冷ましてからすすぎ作業に入ります。すでに菌は死滅し、汚れは落ちている状態なので慌てなくても大丈夫です。すすぎ作業は汚れを手でもみ洗いすることで汚れがよく落ちます。

流水ですぐにすすがなくても、お湯が冷めるまでつけておいても構いません。つけおき効果でさらに汚れは落ちます。

方法3:洗濯機で洗う

すすぎ作業が終わったあとは他の洗濯物と同じく干して乾燥させます。乾燥させると黄ばみが取れていることが一目瞭然です。

煮洗いでバスタオルを洗うと、バスタオルのピンク染みは綺麗になりますが、黒いカビは煮洗いでも落としきれません。ただし菌が原因の生乾き臭は完全に落とせます。

方法4:乾燥させる

煮洗いをしたあと、冷めるのを待って洗濯機に他の洗濯物と一緒に洗ってもいいでしょう。あまり熱いお湯を洗濯機に入れると洗濯機の故障の原因になります。

煮洗いをしたあと洗濯機で洗った場合、洗濯機についたカビがまた生地に付着するのではとの意見もありますが、手洗の場合は洗剤が生地に残る可能性もあります。特に粉せっけんは洗濯物に残りやすいため、手洗いのときはすすぎを十分に行いましょう。

煮洗いの注意点4つ

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

煮洗いでの注意点は、洗濯をする素材に気をつけること、色物は避けること、長時間煮ないこと、鍋の素材に気をつけることです。煮洗いは沸騰したお湯に洗濯物を入れて洗います。また、粉せっけんを入れる際に吹きこぼれることもあるため、やけどには十分注意しましょう。

注意点1:ポリエステル素材の布巾は煮洗いしない

煮洗いにはポリエステル素材は向きません。ポリエステル素材のものを煮洗いすると、シワシワになりてシワをとるのに苦労します。これはポリエステルが石油を原料とした合成素材で、熱に弱い素材だからです。同じようにナイロンやアクリルも煮洗いには向きません。

煮洗いができるのは綿や麻などの丈夫で熱に強いものが適しています。ウールやシルクは煮洗いをすると縮むので避けましょう。

注意点2:色物は分ける

色物を煮洗いすると、色落ちや色移りを起こします。煮洗いは効果が高く、しつこい頑固な汚れも落とせる洗濯法ですが、落ちてはいけない色や柄まで落ちてしまいます。色柄ものと白物は洗濯機で洗うときにも分けます。煮洗いも同じく分けて洗うことで、色移りを防げます。

注意点3:アルミ鍋は使わない

洗濯せっけんは重曹と同じくアルカリ性です。煮洗いにアルミ鍋を使うと、アルカリ成分でアルミニウムが化学反応を起こし、腐食して黒ずんだり、穴があきます。

煮洗いは粉せっけんを入れて洗濯物を煮た後、つけておくとさらに汚れが落ちます。しかし、アルミ鍋でそれを行うと、腐食が起き、白い粉が出てきたり、黒く変色したりします。煮洗いはアルミ鍋を避け、ホーローやステンレスのもので行いましょう。

注意点4:長時間煮ない

洗濯せっけんや酵素系漂白剤は50度前後が最も汚れ落としの効果を発揮します。高温で汚れを落とす煮洗いは、よく汚れが落ちる反面、生地へのダメージが大きいです。

煮洗いは大きめのバスタオルで20〜30分煮れば十分汚れが落ちます。小さな布巾などなら5分〜10分くらいで十分汚れが浮いてきます。さらに綺麗にしたい場合は、長時間煮るのではなく、煮た後に手で汚れをもみ落とす方が効果的です。

煮洗いには別な鍋を使いたいというときには

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口コミ

IHで布巾の煮洗いもしましたが、深さがあるので重曹の泡が溢れて来る事もなく使えました。

煮洗いしたいけれど、料理用の鍋を使うのは避けたいという人にもってこいのものが、「野田琺瑯」の「洗い桶」です。ホーロー製のため、このまま火にかけることも可能で、もちろんIHにも対応します。また深さも約15センチあり、吹きこぼれる心配も少なく安心です。

煮洗い用だけではなく、毎日の食器洗いや野菜洗いにも使えて、手入れもしやすい形状のため常に清潔を保てます。白く丸いフォルムは、キッチンを明るく見せます。

煮洗いに使う洗剤の種類

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

煮洗いには基本的に家庭で使っている洗剤であればどれでも使えます。汚れが落ちるという面では、重曹よりも洗濯せっけん、液体けんよりも粉せっけんが優れています。

種類1:重曹

重曹を普段の洗濯に使うと洗剤のみで使うよりも高い洗浄力、消臭力、漂白力を得られます。重曹は皮脂よごれや食べこぼし、油汚れに強く効果的に汚れを落とせます。煮洗いには重曹単体で使っても、粉せっけんと併用してもどちらでも構いません。

重曹だけでも汚れは落とせます。重曹は洗濯物をふんわりさせてくれる効果もあるため、柔軟剤がわりに使っても良いでしょう。

種類2:粉せっけん

粉せっけんは、液体石けんよりも洗浄効果を得られます。理由はお湯に入れたときの泡の量です。粉石けんはお湯に入れるとたいへん多くの泡を出します。泡立つことで界面活性作用が発揮され、汚れを包んで落とします。

洗濯機には液体せっけんが適していますが、それは水に溶かす必要がないからです。粉せっけんは水では溶けにくいため、洗濯物の繊維にせっけんカスが残ります。しかし高温処理する洗いでは溶け残る心配がありません。

種類3:酵素漂白剤

酵素系漂白剤の洗浄効果がもっとも得られる温度は50度前後です。そのため、50度より高温になる煮洗いにはやや不適です。

酵素系洗剤で煮洗いする場合には、沸騰させない程度のお湯に酵素系洗剤を入れて、洗濯物を漬け込みます。火は止めて構いませんが、温度を下がりにくくするためふたをしましょう。

煮洗いで布巾の清潔を保とう

基本の煮洗いの方法と4つの注意点|煮洗いに使う洗剤の種類

台所用の布巾にはたくさんの汚れが付いています。食べこぼしに油汚れ、さらにぬれていることが多いため、いやな匂いの原因にもなっています。ツンとした塩素系漂白剤の匂いが苦手な人にも煮洗いは最適です。

煮洗いはやけどと使う鍋に注意さえすれば簡単にできるうえ、汚かった布巾も綺麗になり嫌な匂いも取り除かれます。家族の健康を作るキッチンにある布巾を清潔に保つことで、料理へのモチベーションも上がるでしょう。

重曹は掃除にも活躍してくれる

重曹は、炭酸水素ナトリウムで、食塩水に二酸化炭素を加えて作られます。人体にもともとある物質のため口に入れても害はありません。重曹は弱アルカリ性で、酸性の油汚れを落とし、靴などの匂いも中和してくれます。

重曹は洗濯だけではなく掃除にも活躍します。油汚れに強いため家族の食事を作るキッチンに最適な洗剤になります。重曹にはそれ以外にも便利な使い方が多くあります。

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