ジェルネイルを塗る前の手順6つ|やり方4ステップ

ジェルネイルのやり方とは

ジェルネイルは「ジェル」という合成樹脂をジェル専用のLEDやUVを当てて、ジェルを硬化させて仕上げるネイルのことです。剥がれにくく長持ちすることや、発色が良く、美しく華やかな指先を演出できることなどが魅力として挙げられます。
ネイルサロンでやってもらえますが、最近は自宅でも簡単にできるようになってきました。今回はジェルネイルのやり方やアレンジの方法について紹介していきます。参考にしてみてください。
下準備が必要
ジェルネイルをしていくにあたって最初にしなければならないのが、下準備であるプレパレーションと呼ばれる作業です。消毒や甘皮の処理などの下準備をしておくことで、いきなりジェルを塗って硬化させていくよりも、ジェルネイルの持ちや仕上がりが良くなります。
プレパレーションはネイルサロンでも必ずやっているもので、それはセルフであっても必ずしっかりやっておかないと、色々なトラブルの原因となってしまいます。
用意するもの
下準備であるプレパレーションをしていく前に、必要なものを準備しましょう。
エメリーボード: 爪やすりのことで、自爪の形を整えるために使います。
プッシャー: 甘皮の処理やサンディング時に使います。
スポンジバッファー: 甘皮の処理後のサンディング時に使います。
ブラシ: サンディングで出たダストをはらうために使います。
ジェルクリーナー: べたつきを拭き取るために使います。
コットン: ジェルの除去やダストを拭き取るために使います。
ジェルネイルを塗る前の手順6つ

必要なものが準備できたら、下準備であるプレパレーションをしていきましょう。下準備のやり方を6つのステップに分けて説明していきます。
綺麗に長持ちするように仕上げるためには、丁寧に下準備をすることが大切てす。下準備が不十分だと、せっかく塗ったジェルネイルも数日で浮き上がってきたり剥がれてしまったりする原因になります。面倒くさがらず、トラブル防止のためにも手間をかけてしっかり下準備をしていきましょう。
1:甘皮をお湯につける
下準備の最初のステップは、甘皮を処理することです。やり方はぬるま湯を入れたボウルに、5分間ほど指先を入れてください。
こうすることで甘皮と角質がふやけて柔らかくなってきて、処理がしやすくなります。甘皮があるとないとでは、見た目や持ちなど仕上がりが大きく変わるだけでなく、ジェルネイルもしやすくなります。
わざわざお湯やらボウルやら用意するのも面倒だという場合はお風呂に入ったときにやってしまいましょう。
2:ふやけた甘皮を綿棒でとる
甘皮が柔らかくなったら、指先の水分を拭き取ってください。次のステップは甘皮のカットです。やり方は、お湯で温めてふやけた甘皮を、力を入れないように綿棒でそっと押し上げてくるくると動かしながら取っていきます。
切っても痛くない甘皮はつい乱暴に扱いがちですが、爪のお手入れもスキンケアの一つです。肌へのお手入れと同じようにやさしく行ってください。上手くいかないときは無理をせず、サロンへ行くなどしてください。
3:ささくれをカット
甘皮の処理とともに、ささくれも取り除いていきましょう。ニッパーや小さめのはさみで、根本からカットしていくのがやり方です。
キューティクルニッパーを使うのがおすすめです。慣れるまでは使いにくいですが、ジェルネイルをしなくてもささくれのカットに最適なので、一つ買っておくとよいでしょう。
ささくれは特に冬になるとできやすいですが、無理矢理引っ張ったりちぎったりして取るようなことは止めてください。
4:保湿をする
甘皮の処理とささくれのカットのあとは、爪の周りが敏感になり、ささくれができやすくなりますが、これば保湿不足が原因です。そこで次は保湿をしていきます。やり方は、キューティクルオイルやネイルオイル、なければハンドクリームを塗りましょう。
爪は髪の毛と同じで、常に乾燥状態にあります。そのため柔軟性がなく、割れたり欠けたりしやすくなります。ジェルネイルを塗った後も、保湿はこまめにするようにしましょう。
5:爪やすりで表面を綺麗にする

保湿ができたら次のステップです。爪の表面を磨いて小さな傷をつける、サンディングという作業を行っていきます。やり方は爪やすりを使って、表面を丁寧に磨いてください。
あまり力を入れずに、軽く磨くだけで充分です。ジェルネイルが剥がれやすい人は、特に丁寧にサンディングを行いましょう。
初めてやる人にありがちなのが、爪の中央部分しか磨けていないことです。両サイドも含め、磨き残しがないよう爪全体に行ってください。
6:オイルを塗る
全部の指のサンディングができたら、最後のステップです。プレプライマーという溶剤を塗っていきましょう。爪の表面の油分や水分を拭き取る作業です。
汚れをよく拭き取って消毒をしてください。爪の先端などで端までしっかり除去しましょう。
この作業を行うことで、ジェルネイルの定着が良くなります。プレプライマーがない場合は、ジェルクレンザーやエタノールを用いてください。この後は髪の毛や爪を触らないようにしましょう。
ジェルネイルのやり方4ステップ

下準備であるプレパレーションが終わったら、いよいよジェルネイルを塗っていきます。ジェルネイルは、ジェルを塗ったあとにライトを当てます。マニキュアと違い、このライトを当てなければ硬化はしないので、焦らず丁寧にやっていきましょう。
準備するものは、ベースジェル、トップジェル、カラージェル、ジェルネイルブラシ、LEDネイルライト、爪楊枝、ウッドスティックです。やり方を説明していきます。見ていきましょう。
1:ベースのジェルを塗る
工程に入る前に、成分などが沈殿しているので、ベースジェル、トップジェル、カラージェルを爪楊枝で混ぜておきます。終わったら、ベースジェルを塗っていきましょう。やり方はブラシにベースジェルを適量取り、爪の中央にのせます。
塗るときに爪に対して角度をつけすぎるとムラができてしまいます。できるだけ爪と平行にして、やさしく引っ張ると綺麗に塗れるでしょう。ジェルが矧がれやすくなるので、厚塗りはしないでください。
2:カラージェルを塗る

ベースのジェルが塗れたら、ライトを当てて仮硬化します。ジェルやブラシには当たらないように注意してください。次はカラージェルを塗っていきます。やり方はトップジェルと同じ要領で、ブラシに適量を取って中央にのせて塗っていきます。爪の断面も塗っていきましょう。
皮膚や甘皮につかないように気をつけてください。もしもついてしまったら、ウッドスティックで除去してください。このまま硬化してしまうと浮いてしまいます。
3:カラージェルを2度塗りする
カラージェルが塗れたら、これも仮硬化していきます。それができたら次の工程です。もう一度カラージェルを二度塗りしていきます。やり方はブラシに適量を取り、爪に対して平行に塗っていきます。
やり方の順番として真ん中を塗ったら、左右をやっていきましょう。ジェルは少量ずつ塗っていきます。一度にたくさん取るのではなく、足りない場合は足していってください。ライトを当てなければ大丈夫なので。落ち着いてやりましょう。
4:トップのジェルを塗る
カラージェルが塗れたら、ライトを当てて仮硬化していきます。これでカラージェルはできたので、最後の工程です。仕上げとして、トップジェルを塗っていきましょう。やり方はベースジェル、カラージェルと同じ要領です。ブラシに適量取り、真ん中を塗って左右へと移っていきます。
指の爪先や断面も綺麗に塗って仕上げていきましょう。全ての指に塗れたら、LEDライトを当てて完全硬化してください。それができたらジェルネイルの完成です。
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ネイルが皮膚についてしまったり、ムラができてしまったりということはありませんか?マニキュアにしてもジェルネイルにしても、自分で塗るとなると意外と難しいでほう。そんなときはネイルサロンでやってもらいましょう。
ホットペッパービューティーを使えば、自分好みのネイルサロンを見つけることができます。サロンの様子も分かり、空いている時間も分かるのでネットで予約することができます。ぜひ利用してみてください。
ジェルネイルの簡単なアレンジのやり方

ジェルネイルは、剥がれにくく長持ちするのが特徴です。最初はシンプルなものもいいですが、飽きてきたら段々アレンジをして楽しみましょう。簡単なアレンジのやり方を紹介していきます。
色々なやり方があるでしょうが、ここでは英字の転写、シールを貼る、ストーンをくっつけるという3種類のアレンジをそれぞれ見ていきましょう。どれもお手軽に買えるもので簡単に雰囲気を変えられるのが嬉しいところです。
1:英字を転写する
英字を転写するジェルネイルのやり方です。
1.ネイルにベースとなるカラージェルを塗ってよく乾かします。
2.アルコールを染み込ませたコットンに細かくカットした英字の切り抜きを乗せて、ネイルにコットンと一緒に被せます。
3.15~30秒待って、トップジェルを塗ったら完成です。
転写シートが売っているので、それを使っても綺麗にできます。おしゃれで手が込んでいるようで、とても簡単にできるところがいいでしょう。
2:シールを貼る
シールを貼るジェルネイルのアレンジのやり方です。シールはあらかじめ台紙から剥がしておきましょう。
1.ベースとなるカラージェルを塗って、しっかり乾かします。
2.シールを貼って、ウッドスティックや爪楊枝などで空気を抜いて密着させます。
3.シールの上からトップジェルを塗って、乾いたら完成です。
シールを貼る場所は前もって決めておきましょう。また指先で貼ると、ジェルに指紋がついてしまうので注意してください。
3:ストーンをくっつける
ストーンをくっつけるジェルネイルのやり方です。
1.カラージェルを塗って、ストーンをつけたいところにベースジェルを塗ります。
2.硬化する前に、ベースジェルを塗ったところにストーンを置きます。
3.配置が決まったら硬化して、トップジェルでコーティングして完成です。
ストーンの上に分厚く塗ってしまうとストーンの輝きがなくなってしまうので、薄く塗るか、ストーンの間だけトップジェルで埋めていくようにしましょう。
自分の爪を可愛くアレンジしよう!

今回はジェルネイルに焦点を当てて、ジェルネイルやジェルネイルの簡単なアレンジのやり方について紹介してきました。いかがてしたか。
ジェルネイルは発色が良くて、剥がれにくく長持ちするところが魅力であり、人気のポイントです。やり方さえ覚えてしまえば自宅でもできます。
どんどんアレンジして、自分の爪をおしゃれに可愛くしていきましょう。やり方次第で、アレンジの幅はいくらでも広がるので、楽しみましょう。
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ジェルネイル以外にもさまざまなネイルの方法があるので、チェックしてみましょう。
大人っぽいネイルを楽しみたい人には、シースルーネイルがおすすめです。透け感があり、さりげないデザインを楽しめると、幅広い年代に人気があります。
また、個性的なものを求めるなら、和風ネイルはいかがでしょう。デザインの種類が幅広く、和服でも洋服てもどんなスタイルのファッションにも合わせることができます。他の人とも被りにくいでしょう。